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旦那が育児しない7つの理由、なぜ抱っこや寝かしつけが苦手なの?

旦那が育児しない7つの理由

まーさ

なんでうちの旦那育児してくれないの?せめて時間を決めて少しだけでもやってくれないかな……。

旦那さんが全然育児をしてくれないことで悩んだり、イライラしているママはたくさんいますね。ただ、男性すべてが育児をしたくないわけじゃないんです。

象印が2011年に行なったアンケート調査を見る限り男性の育児意識は決して低くなく、9割以上が「育児に協力すべき」と考えています。

父親の家事・育児に関する意識調査 | 象印調査シリーズ | 知る・楽しむ | 象印

パパの育児参加に対するパパ・ママそれぞれの見解

ところがこれだけ世の中のママたちから旦那さんの育児に対して不満が出るということは、男性の育児に対する意識が実態と伴ってないからかもしれませんね。

将来の家庭像や子育て方針は夫婦で話し合って決めるべきですが、ママは旦那さんが育児をしない理由をちゃんと把握してますか?

その根本を押さえておかないと、旦那さんと話し合いをすることもできませんよ。

男性が育児をしない理由

まーさ

なんで男の人って育児しないの?育児って夫婦の共同作業じゃないの?

父親の自覚がないから

男性は父親の自覚を持つまでに時間がかかります。「自分の子供なのに父親の自覚がない意味がわからない……。」と思うかもしれませんが、残念ながら本当です。

女性は妊娠・出産を経験して赤ちゃんの存在を認識し、母親の自覚を持ちます。そのため母親として、育児が当たり前だと感じています。

ところが男性は妊娠を経験できないので、突然目の前に赤ちゃんが登場します。そのため育児をする心の準備ができず、他人事のように感じてしまいます。

仕事が忙しすぎるから

仕事が忙しすぎて育児する時間がない男性もいます。男性は父親の自覚がなくても、家族を支える責任感は持っています。

赤ちゃんが産まれると「1人増えたし生活を何とかしないと……。」と考えるはずです。いくら男性が育児をする時代でも、仕事が疎かだと家庭の将来が不安です。

時間面や金銭面で今より良い条件の仕事に転職できる人は限られます。そのため仕事状況の改善は難しく、男性の育児参加を妨げる原因になります。

育児のやり方がわからないから

女性は妊娠中に出産後の育児をたくさん勉強し、先輩ママの経験談をたくさん聞きます。

病院で産後のレクチャーを受け、出産後すぐに授乳や沐浴を実践し、授乳、おむつ替え、沐浴、寝かしつけ、夜泣き対応、病気の確認などが当たり前になります。

そんなママにとって当たり前の育児を要求しても、いきなり言われたパパは具体的な育児のやり方がわかりません。

まーさ

わたしだって何もわからないところから努力したんだから、パパもがんばってよ!

と思うかもしれませんが、そもそも妊娠・出産できない男性との意識の差は大きいです。育児に慣れてない男性は抱っこ、おむつ替え、語りかけさえ苦痛に感じます。

男性に積極的に育児をさせるには、ママの目線を下げて育児内容を1つ1つ具体的に教えましょう。以下の「育児方法をメモして渡す」方法が参考になりますよ。

子供との接し方がわからないから

男性は育児をしたくても子供とどう接して良いかわからないので、積極的に育児をしないのかもしれません。

妊娠前は子供が苦手だったママでも自分の子は可愛いく感じます。これは育児に対する当事者意識を持ち、実際に育児を通して子供との接し方がわかるようになるためです。

ママは子供が小さいころから積極的にパパに接触させることで、子供との接し方をわかってもらいましょう。

育児論を否定されるのが嫌だから

もっと積極的に育児をしたい男性も、ママと対立したくないため一歩退いたスタンスをとっている場合があります。

普段から「子供はこう育てなきゃダメ!」などママの育児論を聞かされていると、

パパ

どうせ俺が育児しても喧嘩になるし……。

と男性は考えます。また「そんな抱っこじゃ泣きやまない!」「このミルクじゃ熱くて飲めない!」などの指摘は、ママから「手を出さないで!」と言われたように感じます。

子供を作ることが義務ではないように、男性の育児も義務じゃありません。どちらも家庭環境や夫婦の考え方で話し合って、家庭ごとに決めるものです。

そのため男性に育児をさせたいなら、育児しやすい環境を作りましょう。

子供が好きではないから

育児をしない男性の中には、子供が好きじゃないという理由もあります。それをわかっていて子供を作った夫婦もいるでしょう。

このような夫婦は、子供を作る際に「俺は育児には参加しない。」など条件があったはずです。となると、男性の育児参加どうこうの問題じゃありません。

男性に育児をしてもらうには当初の考え方を変えてもらうしかないんですが、ママはカウンセラーじゃないので子供嫌いをどうにかするのは難しいと思います。

父親が育児しないのは当然だから

昭和の頑固親父を理想の父親像にしている男性は、「子供には触れたいけど厳格なイメージは崩したくないし……。」という考え方を持っているかもしれません。

厳格な父親に育てられたら、それが当たり前と思うのは不自然じゃないです。ただ厳格な父親でも暖かい家庭は作れますし育児もできます

まずは夫婦で理想の家庭と子育てがどのようなものか話し合ってください。


毎日の育児が当たり前のママには、旦那さんの気持ちは理解できないかもしれません。旦那さんがどのような育児を苦手に思ってるのか、初心に戻って考えてみましょう。

パパが苦手な育児内容

まーさ

育児が苦手ってどういうこと?もう当たり前のことだからよくわかんない……。

首すわり前の抱っこ

赤ちゃんの首すわりは生後3-4ヶ月ごろですが、それまでは取り扱い注意!のイメージが強いですよね。そのため、首がすわらないと怖くて抱っこできないパパは多いです。

うんちのおむつ替え

おしっこだけのときはおむつ替えができても、うんちになるとおむつ替えができないパパもいます。とくに赤ちゃんが女の子だと、おしりを拭くことに抵抗があります。

女の子は間違ったおしりの拭き方で尿路感染症や細菌性腟炎になるため神経質になる気持ちもわかりますが、回数をこなして慣れるしかないです。

お風呂に入れる

赤ちゃんをお風呂に入れるのも、「ベビーソープが目や耳に入らないように、優しく体を洗えるかな……。」など赤ちゃんを傷つけないか心配するようです。

もちろん赤ちゃんの体は優しく洗う必要はありますが、パパが神経質に考えるほどママは赤ちゃんの体を丁寧に洗ってるわけじゃないです。

お風呂の入れ方がわからないパパには、以下を参考にしてもらいましょう。

毎日の語りかけ

赤ちゃんに語りかけをしないパパには、以下の理由があります。

  • 赤ちゃんに語りかけることが気恥ずかしい
  • 父親としての自覚がない、子供に抵抗がある
  • 通じないのに語りかける意味がわからない

まずはママが音頭をとって、パパに語りかけを促しましょう。赤ちゃんが語りかけに反応しなくても、語りかけることでパパ自身が赤ちゃんの存在を強く感じるようになります。

離乳食・授乳

赤ちゃんはその日の気分によって哺乳を嫌がったり、離乳食を嫌がったりします。それでも赤ちゃんの機嫌を取りながら、何度もトライしないといけません。

とくに離乳食はペッと吐いたり、食器をひっくり返すなどやりたい放題の時期があるので、パパはそれに心が折れるようです。

歯磨き

赤ちゃんは歯磨きが嫌いなので、激しく泣きわめいて抵抗します。これだけ嫌がっている姿を見ると、どうしても無理やりできないパパは多いです。

歯磨きはずっと続く行為なので、以下を参考にして少しでも抵抗をなくす努力をするしかないですね。

あやし・泣き止ませ

泣いている赤ちゃんをあやして泣き止ませる基本は、抱っこや語りかけです。そのため抱っこと語りかけに慣れないと、赤ちゃんをあやすことはできません。

最初は泣いてる赤ちゃんが可愛く思えますが、10分、20分経っても赤ちゃんは泣きやまないとパパはもう限界。そして「もうどうにもならない。」とママにパスしてしまいます。

寝かしつけ

赤ちゃんの寝かしつけも、慣れていないパパには難易度が高い育児です。「夜はどうしてもママなんだよなぁ。」とすぐに諦めてしまいます。

寝かしつけの基本は入眠儀式を作ることです。夫婦で協力して入眠儀式を作れば、パパも寝かしつけがうまくできるようになりますよ。

お留守番

ママが、赤ちゃんを置いてお家を空けなければいけないこともありますね。

まーさ

ごめーん、3時間ほど出なきゃいけないから後お願い(人∀・)

と軽くお願いして出かけたいんですが、パパにはたった3時間が永遠の時間に感じます。

お散歩

お散歩はとくに黄昏泣きの時期にパパに任せることが多いですね。ところが、パパは泣いている赤ちゃんを散歩に連れ出すことを重荷に感じます。

ママも初めから育児ができるわけじゃない

まーさ

初めから育児できる人なんていないよね。

2010年にコンビタウンがママを対象に行ったアンケートによると、子育てが大変な子供の年齢は0歳が最も多く44%、次いで2歳が24%、1歳が18%となっています。

つまり86%のママが0-2歳の子育てが大変だと回答しています。

子育てが辛いと感じる子供の年齢

【コンビタウン】子育てがつらいと思う時|妊娠・出産&口コミ情報サイト

わたしも0-2歳の子育ては大変だと思います。ただ子育てが大変な時期こそ思い出に残るときで、わたしと子供の愛情が育まれた時期だという実感があります。

父親の自覚が芽生えたときには子供はもう小学生……では遅いんです。過ぎた時間は戻らないので、本当にもったいないです。

ママも最初から育児ができるわけじゃなく慣れるまでは必死です。そのため旦那さんの育児にダメ出ししないで、育児に慣れるように助けてあげましょう。

旦那さんが育児に慣れるとママも嬉しいですし、赤ちゃんからの信頼も高まります。苦手な育児が減ることで父親の自覚も生まれ、育児にはまっていくはずです。

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