まーさ
子供が3歳ごろになると、そろそろ自転車を買おうと考えますよね。子供も近所のお兄ちゃん・お姉ちゃんが乗り回す自転車に憧れて欲しくなるものです。
個人差はありますが3-4歳が初めての自転車挑戦になると思います。ところで子供の初めての自転車は、どんな基準で選べばいいかわかりますか。
自転車屋さんで試乗して買うのが一般的ですが、最近はネット購入も増えてますよね。
ここで気をつけたいのは、自転車のサイズ感です。子供の自転車といっても適当に選んじゃダメですし、お下がりをもらってもサイズが合わないと乗れません。
もちろん大きい自転車でもいずれサイズは合いますが、大きすぎると危険です。とは言え、高い買い物なので長めに使いたい気持ちもあり……なかなか複雑です。
- 子供の自転車のサイズってどうやって選ぶの?
- ヘルメットも正しい選び方ってある?
- 自転車ってどうやって買えばいいのかな?
初めて子供の自転車を買いたい人、子供の自転車選びに迷ってる人はこの記事を最後まで読んでください。自転車の正しいサイズ感や自転車の買い方がわかりますよ。
目次
子供の自転車の種類は主に3種類
一言で子供の自転車と言っても年齢などでキックバイク、キッズサイクル、ジュニアサイクルの3種類に分かれています。
キックバイクとは
キックバイクはペダルがなく、足で地面を蹴って進む乗り物です。キッズバイク、ランニングバイクとも言います。ストライダーで認識してる人もいますが、それはメーカー名ですね。
対象年齢は2-5歳で、身長80cm以上の子供に適しています。ただしキックバイクは自転車ではないので公道では乗れません。
キッズサイクルとは
キッズサイクルは子供が乗る補助輪がついた自転車のことです。タイヤのサイズは12-18インチで対象年齢は3-8歳、身長80cm以上の子供に適しています。
以前は、初めての自転車でキッズサイクルに乗る子が多かったんですが、最近はキックバイクに乗ってからキッズサイクルに乗る子が増えてますね。
キックバイクに慣れた子は、初めから補助輪なしで乗れる場合があります。
ジュニアサイクルとは
ジュニアサイクルは子供が乗るキッズサイクルより大きい自転車のことです。タイヤのサイズは20-26インチで対象年齢は5-12歳、身長110cm以上の子供に適しています。
キッズサイクルとの違いはタイヤのサイズですが、小学生になる前後が対象なのでより男の子・女の子らしいデザインの自転車が多いことも特徴です。
子供の身長と自転車のサイズ
まーさ
子供の初めての自転車は3-4歳が多いですが、年齢より身長に適したタイヤサイズを選ぶのが一般的です。ただしタイヤサイズと身長の関係に決まりがあるわけじゃないんです。
サドルとハンドルの位置や自転車の種類、メーカーでも変わるのであくまで目安です。実際調べると情報に差があって、どれを信じて良いのか難しいですね……。
A社 | B社 | C社 | |
---|---|---|---|
12インチ | ー | 80-105cm | ー |
14インチ | 80-105cm | 90-105cm | 95-114cm |
16インチ | 90-110cm | 98-115cm | 101-119cm |
18インチ | 100-120cm | 103-125cm | 106-123cm |
20インチ | 120-135cm | 110-135cm | 114-137cm |
22インチ | 125-140cm | 115-145cm | 126-145cm |
24インチ | 130-145cm | 123-155cm | 137cm以上 |
26インチ | 135cm以上 | ー | 140cm以上 |
タイヤサイズと身長の関係表には対象年齢が記載されてますが、基本的に年齢は気にしなくてOKです。
自転車選びで大切なことは、サドルを1番低くしたときに足の裏が地面につくことです。
3歳児の平均身長は90-100cm、4歳児は100-110cm前後なので、上の表を考慮すると14インチ(身長80-110cm前後)か16インチ(90-115cm前後)が購入の目安ですね。
同じ身長でも足の長さは違います。ただ日本人の子供だとそれほど変わりません。自転車に子供が座って足の裏がピッタリつかないときは、必ず親が近くで補助してください。
子供のヘルメットの選び方
まーさ
平成20年6月の道交法改正で、13歳未満が自転車に乗るときはヘルメット装着が親の義務になりました。今の子には必須なので、ヘルメットの選び方も知っておきましょう。
ソフトシェルかハードシェルか
ヘルメットには「ソフトシェル」と「ハードシェル」がありますが、安全性は同じです。ただソフトシェルの方がハードシェルより軽いので、首の負担を軽減できます。
そのため初めての自転車のヘルメットは、軽いソフトシェルを選んだ方が良いです。
ヘルメットのサイズ
子供用ヘルメットのサイズは、以下のようにある程度の年齢の目安があります。
- 1歳-1歳半|47-51cm
- 2歳-3歳|47-52cm
- 4歳-6歳|50-54cm
- 6歳-8歳|54-56cm
3歳で初めての自転車を購入する場合は、47-52cmサイズのヘルメットを選びますが、「6歳までは乗るから、50-54cmでも良いかな。」と考えるのはNG。
サイズが合わないと自転車に乗っているときにヘルメットがズレて、前が見えなくなる可能性があります。ヘルメットを被ってる方が危険だと本末転倒ですよね。
ヘルメットの安全規格
ヘルメットの価格はピンキリですが、SGマークが付いたものを選びましょう。SGマークとは、製品安全協会が日本の安全基準を満たす商品のお墨付きマークです。
海外製品を購入する場合は、海外の安全基準をクリアしたヘルメットを買いましょう。安くてかっこいいヘルメットでも、安全基準が明確じゃない商品は怖いですよね。
海外ブランドのヘルメットはそれぞれの国や地域のの安全基準をパスしています。ヨーロッパであればCEやTÜV、アメリカならばULなどが代表的なもの。欧米の安全基準は日本国内よりもやや厳しいとされており、これらのマークがあれば安心して使えるでしょう
子供の初めての自転車を購入する流れ
まーさ
わたしはネットで買いましたが、とくに問題なかったです。自転車購入の流れを覚えて、不安なら自転車屋さんで買えばいいと思います。
身長からサイズを絞り込む
まずは子供の身長から自転車サイズのあたりをつけます。初めての自転車は3-4歳が多いので、子供が一般的な身長ならサイズは14インチか16インチになると思います。
お店で自転車を試乗する
サイクルショップ、ショッピングモール、ホームセンターなどでお目当てのサイズの自転車に試乗させます。サドルを1番低くして、足の裏がピッタリつくことが目安です。
初めての自転車は補助輪ありで乗ります。そのため補助輪を外すのが少し先なら、かかとが少し浮いても良いと思います。3-4歳の子供は1年で5cmほど身長が伸びます。
自転車の価格を調べる
自転車の値段はほんとにピンキリなので、いくらのものを買っていいか迷うと思います。一般的にキッズサイクルを店頭で買うと2万円前後します。
とくにメーカーにこだわりがなければ、1.5万円以下でもそれなりのものが買えるはずです。幼児用の自転車なので、変速ギアはいらないと思います。
自転車を購入する
サイズ感がと値段間がわかったら自転車の購入です。もちろんその店頭で購入するか、サイズ感を理解してネットで購入するかはその人の自由です。
ただし自転車の防犯登録も必要なので、お店で購入した方が手間はかかりません。また試乗した自転車と違うメーカーの自転車はサイズ感が多少違う場合があります。
最初の自転車は3年ほどしか乗らないので、高い物は必要ないです。個人的には1.5万円以内で十分かなと。また、男の子・女の子っぽさにこだわる必要もないですね。
自転車の防犯登録の加入方法
まーさ
一般的な自転車は防犯登録が義務なので、自転車を購入したらすぐ加入してください。ただし、18インチ以下の自転車は防犯登録義務の対象外です。
子供の自転車を盗む人はいないと思いますが、もしものために防犯登録しても良いです。
防犯登録は近くのサイクルショップやホームセンターでできます。加入には自転車、保証書、販売証明書、親の身分証と500円前後の登録手数料が必要です。
息子の最初の自転車は、3歳の誕生日にあさひのネットショップで買いました。事前にお友達の自転車に座らせてもらったので、サイズピッタリのものを購入できました。
そんな息子の自転車も3年半乗るとボロボロです。なんだか感慨深いけど、早く買い替えてあげなきゃ……。