まーさ
初めて
わたしは3歳で補助輪付きの自転車を買ってもらい、4歳で補助輪を外して父親と練習をしたことを覚えています。
子供が補助輪なし(コマなし)自転車を早く乗りこなすには、なるべく自転車の怖さを感じさせないことです。怖さを感じさせないためには、楽しさを継続させる!に尽きます。
最初から自転車の正しい乗り方、バランスの取り方、左右に曲がるコツを教えようとするとハマります。子供は頭で考えると、難しさを感じたり、すぐ飽きてしまいます。
- 補助輪なし自転車ってどうやって準備するの?
- どうやって補助輪なし自転車の練習をすればいいの?
- 子供に乗り方を教えるコツってあるのかな?
子供にはなるべく早く補助輪なし自転車に乗らせたいという人はこの記事をしっかり読んでください。補助輪なし自転車の練習方法や教え方のコツをお話しますね。
目次
補助輪なし自転車の準備
まーさ
まずは補助輪なし自転車の準備をします。面倒なら、近くのサイクルショップで補助輪を外してもらいましょう。
- STEP.1ペダルを外す邪魔なペダルを外しましょう。補助輪があってもいいんですが、ない方が練習しやすいです。15mmサイズのペダルレンチ(自転車のペダル専用レンチ)を使います。
- STEP.2補助輪を外す補助輪は六角レンチで取り外します。錆びついていると外れにくいので、KURE5-56などの潤滑剤を吹きかけた方が外しやすいです。
- STEP.3スタンドを付ける補助輪を外したらスタンドを付けます。サイドスタンドは補助輪を片側だけ外して取り付けて、もう片側の補助輪も外します。サイドスタンドは自転車のインチが合うものを選んでください。created by Rinkerブリヂストン(BRIDGESTONE)
- STEP.4サドルを調整するサドルに座って子供の両足が地面にピッタリ付くように調整します。補助輪ありのときはつま先立ちでもいいんですが、補助輪なしは足の裏がピッタリ付かないと安全とは言えません。
文字だけ見てもピンとこない人は、動画を見てください。子供用自転車のペダルや補助輪の外し方の動画はたくさんありますよ。
補助輪なしの自転車の乗り方
まーさ
補助輪なし自転車の練習を始めましょう。練習は公道や駐車場じゃなく、凸凹が少ない広場で行います。近くに小さい丘があると後で便利です。
足で地面を蹴って進む
自転車にまたがり、しっかりハンドルを握って足で蹴って進む練習をします。子供は手押し車や三輪車を経験しているので、足で地面を蹴って進むことはできるはずます。
足を浮かす時間を徐々に伸ばす
足で地面を蹴って進みながら、徐々に足を浮かす時間を伸ばします。楽しく練習したいなら、パパやママが自転車にまたがった子供を追いかけて遊びましょう。
スピードが出たらブレーキをかける
スピードが出てきたら、ブレーキのかけ方を教えます。自転車のブレーキは右ブレーキが前輪を止め、左ブレーキが後輪を止めます。
スピードが出ると両方思いっきり握る子もいますが、前輪のブレーキが効きすぎて後輪が浮くと危険です。そのため、基本は左側のブレーキを強く握るように教えましょう。
何度か進んでブレーキをかけるを繰り返したら、少しだけ勾配がある坂を下ってブレーキをかける練習(遊ぶ)をします。
左右にハンドル操作をする
自転車に乗ってバランスを取れれば、次はハンドル操作です。補助輪ありと補助輪なしではハンドル操作がぜんぜん違います。最初はママの周りを大きく回る練習しましょう。
走行中にペダルに足をかける
ある程度ブレーキ操作とハンドル操作ができたら、ペダルを取り付けて足を置く練習をします。足を浮かせて自転車に乗れても、ペダルに足を置くと怖さを感じる子もいます。
走行中にペダルを漕ぐ
ペダルに足を乗せたままハンドル操作ができるようになったら、ペダルを漕ぐ挑戦をします。ペダルが重いとバランスを崩すため、坂を使って少しだけ漕がせてください。
またサイドスタンドじゃなく通常のスタンドを付ける場合は、スタンドを立てた状態でペダルを漕ぐ練習をしても良いですね。
ペダルを漕いで走り出す
自転車に乗っている最中にペダルを漕ぐことができたら、最後はペダルを漕いで自転車を走らせる練習をします。
最初の踏み込みができるまでは、自転車を後ろから押してあげます。最初の踏み込みは自転車の練習で1番つまらないので、十分に乗れるようになってからが良いですね。
子供が早く自転車に乗れる教え方
まーさ
子供が補助輪なし自転車に早く乗るには、パパやママの教え方も大切ですよ。
基本は褒めて伸ばす
子供が何をしても褒めましょう。足で地面を蹴っても、足を浮かせても、ハンドル操作しても、ペダルに足をかけても、ペダルを漕いでも「すごい!上手!」です。
転んでも励ます
子供が転んだり、「できない!」と嘆いても、「ママが子供のころより上手だよ。」「練習したらすぐ乗れるようになるよ。」と励ましてください。
うまく乗れなくても怒らない
「何でできないの!」「怖がるな!」と怒らないでください。子供は、怖がらずに練習を続ければ、ほとんどの子が補助輪なし自転車に乗れるようになります。
イライラして怒ると、自転車に乗ることより怒られることが怖くなって逆効果です。
短い時間で集中して練習する
子供が補助輪なし自転車に乗るには、短期集中で上手になっていることを実感できる方が良いです。子供が時間を忘れて自転車に乗るように、楽しい練習を心掛けましょう。
ある程度乗れたら切り上げる
子供がある程度補助輪なし自転車に乗れるようになったら、切り上げましょう。
「もうご飯だから今日はここまで。楽しかったね。明日またやろう。」と補助輪なし自転車に乗れるようになってから、継続することが大切です。
いきなり補助輪なし自転車の練習方法は
補助輪なし自転車に乗る前に足で地面を蹴る、足を浮かす、ハンドル操作を覚えるなどが上達する方法があります。それは、ストライダー(キックバイク)を使うことです。
キックバイクで慣れると、3歳で補助輪なし自転車に乗ることもできます。うちはストライダーに乗っていたので、息子も娘も最初から補助輪なしで練習を始めました。
もちろん焦る必要はないです。ステップを踏めば、ほとんどの子が補助輪なし自転車に乗れるようになります。
大人がやり方を見せるといいんですが、大人用自転車がないと身振り手振りや並走しながら教えるしかないですね。初めは自転車を追いかけるので動ける服装にしてください。
補助輪なし自転車に慣れるまでは怖さを感じさせないように楽しく練習し、ある程度乗れるようになったら安全な場所で転ばせることも大切です。
多少の傷みを味わっておかないと、逆に怖いので。