まーさ
もうすぐ息子が7歳になります。最近は小学校入学の準備で忙しく、ようやく必要なものが一通り揃ったかな……という状況です。
小学校の準備が一段落したら、次は生活環境の準備ですね。春物・夏物も出さないとけませんし、着られない洋服の仕分けも必要です。
そして、小さくなった自転車の買い替えも……節目は本当にお金がかかりますね(^_^;)
ところで子供の自転車の買い替え時期はどう判断すればいいんでしょうか。初めての自転車は「キッズサイクル」ですが、2台目は「ジュニアサイクル」です。
ジュニアサイクルとはタイヤサイズが20-26インチで、対象年齢は5-12歳、身長110cm以上の子供に適した自転車のことです。
- 子供の自転車っていつどんなタイミングで買い換えればいいのかな?
- ジュニアサイクルってどう選べばいいの?キッズサイクルと違う?
子供の自転車はサイズが合うものを買わないといけませんが、キッズサイクルとは選び方のポイントが違いますし、他にも気をつけるべき点があるんです。
自転車の買い換えを迷ってる人はこの記事を最後まで読んで、間違えない賢こい選び方を知っておきましょう。。
目次
自転車買い替え時期を見極めるポイント
まーさ
サイズが小さい場合
初めて購入した自転車が小さくなると、買い替えが必要です。
最初の自転車が14インチなら身長110cm、16インチなら115cmほど、18インチなら120cmほどなので、6-7歳前後に買い替えるのが良いですね。
ただ年齢や身長だけじゃなく、サドルを上げてもかかとが地面にピッタリつく、ハンドル操作がしにくいなどの場合は、6-7歳より早い時期でも買い替える必要があります。
以下はジュニアサイクルの身長とサイズの関係ですが、あくまでも目安です。
Aパターン | Bパターン | Cパターン | |
---|---|---|---|
20インチ | 120-135cm | 110-135cm | 114-137cm |
22インチ | 125-140cm | 115-145cm | 126-145cm |
24インチ | 130-145cm | 123-155cm | 137cm以上 |
26インチ | 135cm以上 | ー | 140cm以上 |
新生活が始まる場合
子供が保育園や幼稚園の入園(3歳ごろ)で、初めて自転車を購入した人も多いですね。
その場合、自転車の買い替えも小学校入学に合わせることが多いです。そして、このタイミングは間違ってません。
なぜなら自転車(のタイヤ)のインチ毎の身長目安は上限と下限の差が20cmほどで、これは子供が3年間で伸びる身長(1年で平均6cmほど)とそれほど変わらないからです。
そのため、子供が3年自転車を使うとちょうど買い替え時期になります。
また、新生活は生活の節目です。子供が新しい場所や友達に馴染むには、少し背伸びしたイメージを持ちたいもの。親にとっても自転車の買い替えは心機一転になります。
自転車の破損が目立つ場合
自転車は3年ほど使うと、ある程度は破損や劣化が目立ちます。とくに初めての自転車は子供が何度も転ぶので、あちこち壊れますよね。
- 塗装が剥がれた
- いろいろな箇所の錆びが目立つ
- ブレーキレバーが曲がった
- ブレーキが効きづらい
- ブレーキの音が大きい
- ベルが鳴りづらい
- カゴが曲がっている
- タイヤが摩耗している
- チェーンが緩い
- ライトの球切れ
- 鍵を壊した・無くした
もちろん壊れても修理できますが、修理だけで1-2万円かかります。ジュニアサイクルの値段の目安は2万円前後なので、「だったら買い替えた方が良いよね。」となります。
子供の好みが変わった場合
子供の流行は年齢で変わります。前はアンパンマンが好きだったのに、男の子はヒーロー物やアニメ、女の子はディズニーのプリンセスやプリキュアが好きになります。
小学生にもなると「前の自転車は恥ずかしくて乗りたくない!」と言う子もいますね。
このように、子供の好みが変わった場合も買い替え時期です。とくに男の子は、ジュニアサイクルからマウンテンバイクタイプの種類も増えて人気が高くなります。
また切り替えができる変速ギアのグリップシフトは、男の子にも女の子にも人気ですね。スピードメーター付きCIデッキも、友達の間で話題の要素の1つです。
5-6歳になると「みんな持ってるから買って~。」が増えます。どこまで許すかは家庭次第ですが、いつまでもアンパンマン自転車に乗せるわけにはいきません。
ジュニアサイクルの選び方と注意点
まーさ
2台目の自転車は5-7歳なので、20インチ以上(110cm以上)を選びます。
子供はもう自転車に乗り慣れてますが、親としては安全面に気を使った選び方をしたいですね。ただしキッズサイクルの選び方と同じではないです。
つま先立ちで両足がつくか
すでに補助輪が外れていて問題なく自転車を操作できるなら、少し先を見越した自転車の選び方をします。
キッズサイクルは両足の裏が地面に付く必要がありましたが、ジュニアサイクルは両足のつま先立ちで身体を支えられれば問題ありません。
ただしまだ心配な場合は、つま先立ちじゃなくかかとが浮く程度の余裕を持ったサイズを選びましょう。
ペダルの漕ぎ出しがスムーズにできるか
ペダルの漕ぎ出しがスムーズにできるかを確認します。タイヤのサイズが大きいと漕ぎ出しは重くなり、バランスを崩しやすくなります。
ブレーキでしっかり止まれるか
自転車のサイズが合っていれば手でブレーキをかけて止まれますが、サイズが合ってないと怖くて足を出して止まろうとします。
ブレーキが握りやすい、レバーが大きすぎない、ブレーキが固すぎないなども重要です。
タイプの違いを理解しているか
マウンテンバイクタイプとシティサイクル(ママチャリ)タイプは、サドルとハンドルの位置が違います。
とくに男の子は1台目がシティサイクルタイプ、2台目がマウンテンバイクタイプになることが多いので操作性が変わります。
息子はマウンテンバイクタイプ(2台目)、娘がシティサイクルタイプ(1台目)ですが、自転車を交換すると「運転しづらい、怖い。」とお互いが言います。
引っ張れる、止められるか
すぐではないですが、2台目の自転車は少しずつ親から離れて乗る機会が増えます。
そのため自転車から降りたら1人で引っ張って、自分でスタンドをかけないといけません。サイズが大きすぎたり、重い自転車だと難しくなります。
自転車は子供の自立を助ける存在
子供の成長はとても早いので、ちょうど良いサイズの自転車を買うと2年後には「あれ?ちょっと小さい……?」と思うかもしれません。
そのため安全面に考慮しつつも、お財布に優しい買い方も大切だと思います。
子供は小学生になると親離れが進みます。これまではどこに行くときも親といっしょだったのが、学校の時間や友達と遊ぶ時間が増えると親の存在は薄れます。
そんなとき、子供が親から物理的に離れる自転車が活躍します。少し寂しいですが、子供の自立のために使いやすく満足できる自転車を用意するのが親の努めです。
小学校1-2年生は、親から離れて行動できる子はあまりいません(今の時代)。自転車を危なげなく乗りこなせる子も多くないです。
そのため自転車を買い替えて1-2年は子供といっしょに遊び、少しずつ親離れする子供との関係性を心に留めておくようにしましょう。