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赤ちゃん・子供が何でも口に入れる理由は?いつまで続くの?

赤ちゃん・子供が何でも口に入れる理由

まーさ

赤ちゃんって何でも口の中に入れるからいろいろ心配……。

何でも口の中に入れている赤ちゃんの姿を見るのはかわいいですが、「バイキンとか大丈夫かな……。」「飲み込まないか心配……。」なんて思いますよね。

赤ちゃんが口に入れる物はタオルや布・プラスチック・木製のおもちゃ、絵本などですが、これがいつまで続くのか不安に感じます。

ハイハイしてるうちはいいんですが、つかまり立ちやひとり歩きができて、戸棚を開けられるようになったらママが気をつける範囲はどんどん増えてます。

  • 赤ちゃんや子供ってなんで口に物を入れるの?
  • いつまで口に物を入れるのって続くのかな?
  • 口に物を入れるのってやめさせた方がいい?

赤ちゃんが口の中に物を入れる行動にはちゃんと意味があります。そのためママは赤ちゃんの安全を確保して、安心して見守れる環境を作ってください。

赤ちゃんの行動が心配なママはこの記事を読んで、赤ちゃんが口の中に物を入れる理由、注意点を知っておきましょう。

赤ちゃんが何でも口に入れてしまう理由

まーさ

なんで赤ちゃんは何でも口に入れるの?

哺乳反射の延長

生まれてすぐの赤ちゃんがおっぱいを咥えるのは、「おっぱいが飲みたい。」と意識してるんじゃなく哺乳反射があるからです。

哺乳反射の中でも口周辺に触れると口を開ける「口唇探索反射」、規則的に吸引する「吸啜反射」によって、触れた物を口の中に入れるようになります。

口唇探索反射、吸啜反射は生後5-6ヶ月ごろに消失しますが、それ以上続く子もいます。哺乳反射の詳細は以下を参考にしてください。

手足より口周辺が発達するから

赤ちゃんにとって最も大切な行動の1つが、授乳で栄養を摂取する哺乳機能です。哺乳反射は生後5-6ヶ月で消失するので、それまでに口周辺の感覚や筋肉が急速に発達します。

そのため、まず発達が早い口の中に物を入れるようになります。

口で物を確認しているから

大人は目で見て色を認識したり、手で触って感触や温度などを確認しますが、赤ちゃんは大人のような機能が発達していない分、物の形や感触を口内で見分ける能力があります。

赤ちゃんは、「口でものを見る」ように捉える力を備えていることが分かる。この「口でものを見る」感覚は、共感覚と呼ばれる。共感覚は、文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする能力だ。

赤ちゃんは「口でものを見る」!? 脳のシナプスの「刈り込み」は神経細胞のつながりを強める|健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESS

これを「共感覚きょうかんかく」と言い、物を口に咥えて感触を確かめ「硬い・柔らかい」「大きい・小さい」「温かい・冷たい」などを明確に判断します。

歯茎がかゆいから

赤ちゃんの歯が生え始める時期はバラバラですが、一般的には生後3ヶ月以降が乳歯の生え始め目安です。

乳歯が生え始めるころは歯茎がむずがゆくなるので、いろんな物をしゃぶったり、噛んだりすることで歯茎のかゆさや違和感を解消しようとします。

口に物を入れるのはいつからいつまで?

まーさ

赤ちゃんが口の中に物を入れるのっていつまで続くのかなぁ。

赤ちゃんや子供が口に物を入れるのは、いつからいつまででしょうか。

口に入れるのはいつから?

厚生労働省の「平成26年度家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告」によると、子供の誤飲報告件数は生後6ヶ月過ぎから増え、生後6-11ヶ月が最も誤飲が多い時期です。

年度別・家庭用品による小児の誤飲事故のべ報告件数比較表

そのため赤ちゃんはハンドリガードが始まる生後2-3ヶ月から口に物を入れ始めますが、頻繁に入れるのは生後5-6ヶ月ごろからです。

口に入れるのはいつまで?

誤飲事故件数を見ると、6歳以上は年齢幅が広いのでよくわかりませんが、少なくとも3-5歳の子供には誤飲事故が多い(平成26年度13.4%)ことがわかります。

つまり、子供が口に物を入れるのは5-6歳まで続く可能性があるということです。

赤ちゃんの安全性確保のためにすること

まーさ

じゃあ子供が小さいうちはずっと気をつけないといけないんだね……。どうすれば安全になるかな。

赤ちゃんは手でつかめる物は何でも口に入れようとします。そのためママは周囲の安全を確保をしてください。

部屋の片付けをする

赤ちゃんは生後6ヶ月を過ぎると、ズリバイやハイハイで移動します。そのためまずは部屋の片付けをして、赤ちゃんが口の中に入れると危険なものは排除してください。

伝い歩きやひとり歩きを始めたら高さにも注意します。1歳児は手を伸ばすと1m、3歳児は1.3mほどを目安にして、手が届く距離に物をおかないようにしましょう。

安全なおもちゃを置く

部屋の片付けを頻繁にすれば、赤ちゃんの周囲に危険な物を置くことはなくなりますが、赤ちゃんのためにおもちゃは必要です。

ただママはおもちゃの安全性も気になると思います。最近は抗菌仕様で洗いやすいおもちゃはどこにでも売ってます。

また政府広報オンラインによると、赤ちゃん(3歳未満)は直径4cm以上の物は飲み込めないので、それ以下の小さいおもちゃは与えないでください。

「えっ?そんな小さいもので?」子供の窒息事故を防ぐ!_暮らしに役立つ情報_政府広報オンライン

爪を切っておく

赤ちゃんは物を口に入れるときに手も入れます。赤ちゃんの爪は軟らかいですが薄くてするどいので、爪が伸びていると口の中が傷つきます。

赤ちゃんの爪は伸びるのが早いので、1週間に1回は確認して伸びた爪を切りましょう。赤ちゃん用ヤスリでなめらかにすると尚良しです。

口に入れる行為は直した方がいい?

まーさ

赤ちゃんが口の中に物を入れるのって直した方がいいのかなぁ。

赤ちゃんが口の中に物を入れるのは、脳の発達のためにも必要な行動です。そのため、大人の感覚で口の中に物を入れるのをやめさせないでください。

赤ちゃんが口の中に物を入れるの生理的要因で1歳前後まで続きます。ところが3-4歳まで続くのは「心理的要因」、4歳以降は癖です。これは指しゃぶりも同じです。

3歳までの心理的要因は心の成長に必要ですが、4歳以降の癖は必要がない行動なのでやめさせた方が良いですね。

現在6歳の息子は、気がつけばリモコンやおもちゃを口に咥える癖がついてます。一方3歳の娘は、授乳の名残で寝てるときに口をちゅくちゅく動かします。

どちらも歯並びが悪くなる癖なので、早めにやめさせた方がいいんですが……。

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