育児を経験したママは、子供が月齢・年齢に合わせて体力がつくと昼に遊ぶ時間が長くなり、睡眠時間やお昼寝時間が減っていくことを知っています。
でも初めての育児で子供の睡眠時間をコントロールできなくて、夜中につらい思いをするママもたくさんいますね。
まーさ
という日の夜はビクビクしながら寝かしつけたものです。2-3歳の理想は夜中に目が覚めず朝までぐっすり……ですが、生活リズムを子供任せにすると理想通りにはなりません。
ある程度お昼の活動とお昼寝の時間をコントロールして、夜にぐっすり眠る習慣を身につけるとみんなが幸せになれます。
そこでママはまず赤ちゃんの月齢別の睡眠時間とお昼寝時間の目安を把握しましょう。
個人差もあるので慣れるまではとまどいますが、赤ちゃんの睡眠時間とお昼寝時間の目安を知っておくと、今までより夜の睡眠が調整しやすくなりますよ。
目次
乳幼児の睡眠時間・お昼寝時間の目安
生後0-2ヶ月の睡眠時間
生後0-2ヶ月の赤ちゃんは寝てるか、母乳を飲んでるか、泣いてるかですね。生後0-2ヶ月の睡眠時間・お昼寝時間の目安は以下の通りです。
- 夜睡眠時間|2-3時間毎に寝たり起きたりを繰り返す
- お昼寝時間|上記同様関係なし
- 睡眠時間計|16-18時間程度
この時期の赤ちゃんは朝・昼・夕に関係なく2-3時間毎に起きるので、その度に授乳したり、おむつを替えてあげます。
ただし2-3時間毎はあくまでも目安です。睡眠時間に決まりはないのでバラバラに起きることもありますが、この時期は赤ちゃんの好きなように寝かせてあげましょう。
赤ちゃんは生後2ヶ月を過ぎると光を意識しだすので、夜の睡眠とお昼寝の区別をつけるために夜は真っ暗な中で寝かせて、昼は少し薄暗い中で寝かせるようにしましょう。
生後3-4ヶ月の睡眠時間
赤ちゃんは、生後3-4ヶ月になると身体が時間を感じ始めます。そのため昼夜のメリハリを教える時期です。生後3-4ヶ月の睡眠時間・お昼寝時間の目安は以下の通りです。
- 夜睡眠時間|4-5時間毎に寝たり起きたりを繰り返す
- お昼寝時間|午前1時間、午後2-3時間、夕方1時間
- 睡眠時間計|14-15時間程度
基本的には生後0-2ヶ月と同様、赤ちゃんの睡眠時間に合わせて生活しますが、ママは朝昼夕の3回をお昼寝に見立てて生活リズムを作っていくと良いと思います。
理想のお昼寝時間帯は朝9-11時の間に1時間、昼過ぎ13-16時の間で2-3時間、夕方は16-17時の辺りで1時間程度です。夜も4-5時間眠れるようになるので、少しだけ楽になります。
赤ちゃんは起きても必ずおなかが空いるわけじゃないですし、授乳後に必ず寝るわけでもないです。そのため赤ちゃんのおなかの空き具合を見ながら、授乳してください。
生後5-6ヶ月の睡眠時間
生後5-6ヶ月は夜泣きがピークの赤ちゃんも多いので、生活リズムが合わないとママのストレスもピークになります。生後5-6ヶ月の睡眠時間・お昼寝時間の目安は以下の通りです。
- 夜睡眠時間|5時間毎、長い時は8-10時間寝る
- お昼寝時間|午前1時間、午後2-3時間
- 睡眠時間計|12-14時間程度
一方睡眠時間が長い子は10時間寝ることもあるので、ママ友と「いいわねぇ~、うちなんて(略」という話で盛り上がります(^_^;)
理想のお昼寝は午前9-11時で1時間、昼過ぎ13-16時で2-3時間です。午前中や夕方に散歩に行き、適度な刺激を与えると昼夜の区別がついて夜の眠りが深くなります。
また生後5-6ヶ月には寝返りができる赤ちゃんも増えるので、いっしょに寝ていると顔を蹴られだすのもこのころからです。嬉しい痛みです。
生後7-8ヶ月の睡眠時間
赤ちゃんは生後7-8ヶ月から昼の活動が活発になり、一人遊びする赤ちゃんを見ながら家事をできるようになります。生後7-8ヶ月の睡眠時間・お昼寝時間の目安は以下の通りです。
- 夜睡眠時間|10時間程度、不定期の夜泣き
- お昼寝時間|午前1時間、午後2時間
- 睡眠時間計|11-13時間程度
夜泣きでつらい場合は、いっしょにお昼寝できるように家事を調整して時間を空けましょう。また午後のお昼寝時間は2時間以内、16時ごろには起こします。
この時期の赤ちゃんは、「うんちが出た」「おなかがすいた」じゃなくママが居ないことに不安を感じて泣きます。そして、ズリバイやハイハイで後追いを始めます。
後追いはつらいですが、赤ちゃんには良い運動です。赤ちゃんがズリバイやハイハイに興味を持ったら積極的に遊んであげると、疲れてよく眠るようになります。
生後9ヶ月-1歳過ぎの睡眠時間
赤ちゃんが1歳前後になると、お昼寝時間はだんだん短くなっていき、夜の睡眠時間が長くなっていきます。これで夜泣きがなくなると楽なんですが……。
生後9ヶ月-1歳過ぎの睡眠時間・お昼寝時間の目安は以下の通りです。
- 夜睡眠時間|10時間程度、不定期の夜泣き
- お昼寝時間|午後2時間以内
- 睡眠時間計|11-12時間程度
午前中にお昼寝が必要な子もいますが、個人差があるので気にしなくても良いです。大事なことは昼間に遊んであげること、お昼寝時間が長過ぎず遅くならないことです。
赤ちゃんが立って歩けるようになると、一緒にお散歩に出かけたり、公園で遊ばせたりと体力に合わせた遊びができるようになります。
このころの赤ちゃんは自我が発達し、「○○したい」という欲求が高まります。積極的な子は公園に行くと興味があるものに向かって一直線……ママは目を離さないでください。
2歳の睡眠時間
子供は大きくなるに連れて夜にぐっすり眠れるように昼間の時間の過ごし方を調整し、生活リズムを整えてあげることが大切です。
2歳のお昼寝時間は1-2時間で、昼食後が一般的ですね。もしお昼寝が遅くなっても16時位に起こすと夜の睡眠に影響しづらいです。
夜の睡眠時間が長くなる2-3歳は就寝時間がバラバラだとお昼寝時間もバラバラになり、生活リズムが崩れて成長に影響があります。
就寝時間は20-21時で、約10時間寝て朝6-7時起きが理想です。仕事の都合で子供の就寝時間が遅くなる場合は、保育園のお昼寝時間で補います。以下を参考にしてください。
3歳以降の睡眠時間
3歳以降の子供はお昼寝時間の個人差が大きくなります。お昼寝が必要な子・必要ない子がいるので、子供の個性に応じたお昼寝(午睡)のルールが必要です。
ただしお昼寝が必要な子でもバラバラの時間は良くないです。保育園とうまく連携して、子供の生活習慣に合わせた良い睡眠リズムを作ってください。
ママは子供の睡眠で苦労する
乳幼児の睡眠と言えば夜泣きですね。0歳、1歳、2歳の夜泣きは原因が違うので対処も違います。うちは全ての年齢で夜泣きを経験してます。
まぁこれも個人差ですね。いびき、歯ぎしり、夜泣きなど子供の睡眠の苦労はママなら誰もが味わいます。
そのため子供の睡眠に悩んでストレスを感じたら、躊躇せずに先輩ママ、両親、地域の民生委員さんを頼りましょう。自分だけで抱えないでください。
また育児ストレスが溜まってると感じたら、無理をしないで自分がどんな状態なのかを冷静に判断してください。ストレスを溜めやすいママには特徴があります。