育児ノイローゼ自己診断チェック、ストレスを溜めやすいママの特徴

育児は思い通りにならないことが多くてストレスが溜まりますよね。

子育てのストレスを「育児ストレス」と言い、ストレス状態を放っておくと神経症（いわゆる育児ノイローゼ）になるかもしれません。

ただ育児ストレスと育児ノイローゼ（神経症）には、明らかな境目がないんです。

そのため、あなたは「疲れてるだけ……。」「つい子供に当たっちゃった……。」としか思わないかもしれません。怖いのはストレスの自覚症状が無いことです。

育児ストレスは自覚症状が大切なのでイライラが続くなら心療内科を受診して欲しいんですが、自覚もないのに受診は考えないですよね。

そこで今抱えている育児ストレスを自己診断チェックなどで客観的に判断しましょう。

現在はノイローゼという言葉はほぼ使いません。ノイローゼは神経症のことで、不安神経症、抑うつ神経症、パニック障害、強迫神経症、対人恐怖症、各種恐怖症、PTSD、適応障害、解離性障害、ヒステリーなどの総称です。

育児ストレス・育児ノイローゼ自己診断

自己診断の注意点

ネット上には、育児ストレス・ノイローゼ診断できる情報がたくさんあります。もし育児ストレスを自覚できるなら大いに活用しましょう。ただしいくつか注意点があります。

自覚症状を持つきっかけにする

育児ノイローゼ自己診断はどの情報を見ても「○個以上なら○○」と育児ノイローゼをチェックしますが、その診断内容が正しいかは不明です。

あくまで育児ストレスを感じるかを診断し、自覚症状を持つきっかけにしてください。

1つの診断に一喜一憂しない

1つの自己診断で育児ノイローゼじゃないと診断結果が出ても、他の記事では育児ノイローゼと結果が出るかもしれません。

セルフチェックなので、「○個以下だから良かった！」とか「○個以上だからダメ……。」と決めつけないでください。

気になる箇所の発見が大切

診断項目で気になる箇所があれば、数にかかわらずストレス解消に努めたり、婦人科・心療内科に相談しましょう。

育児ノイローゼだと診断されても専門家に相談したことで精神的に落ち着きますし、他の神経症と診断されても「子供が原因じゃなくてよかった。」とホッとできます。

育児ノイローゼ自己診断チェック記事

育児ノイローゼを自己診断する記事の一例です。

ママが抱える育児ストレスの5段階区分

育児ストレスは、必ず神経症に発展するわけじゃありません。ただ違和感や変化を放っておくと、気付いたら心身が病むことがあります。

以下の5段階区分はわたし独自の見解なので、自分の心身に違和感を感じたら迷わず周囲に相談したり専門医を受診してください。

区分1.ストレス初期

何だか妙にイライラしたり、疲れが取れない日が続く場合は育児ストレスが溜まってるせいかもしれません。

ただし育児をしてなくても、女性ならイライラや疲れは定期的にありますよね。そのため、この段階で育児ストレスかどうかの判断は難しいですね。

区分2.体調変化期

イライラや疲れが続くと、体に影響が出始めます。頭痛や肩こり、睡眠不足、食欲不振などの症状が起こり、体調が優れない日が続きます。

赤ちゃんを抱っこしたり、子供の遊びに付き合うと体も疲れますし、振り回されて心も疲れます。そろそろ家族を頼って体を休めて良い時期だと思います。

区分3.ストレス中期

体調変化に対応しないと頭痛や肩こりが悪化したり、ひどい倦怠感に襲われます。この段階で育児ストレスによる神経症の気があると言って良いと思います。

また倦怠感、マイナス思考、イライラで旦那さんや子供に当たることも増えます。本来はこの段階の前に休養や睡眠をとったり、専門医を受診して不安を解消しておくべきです。

区分4.育児放棄期

心身が病むと育児の意欲がなくなります。育児の意味がわからなくなり、離婚を考えたり、子供の存在を疎ましく思う人もいます。

子供を大切に思う気持ちもあるので心のギャップに耐え切れなくなり、重度の神経症やうつ症状（抑うつ神経症）につながります。

区分5.ストレス末期

完全に心が病むと自分の心を落ち着けるために子供を虐待したり、生活を捨てて家出したり、心の葛藤に耐え切れなくて自殺する人もいます。

もちろん稀ですが、誰にも相談できず、子供の存在とママの立場に苦しみ、最終的に子供を巻き込んで無理心中……そんなニュースを見ることもありますね。

育児ノイローゼになりやすいママ

子育てに対して真面目すぎな人

「育児書に○○って書いてあった。」「育児とはこうあるべきだ！」など育児に理想を掲げて、真面目に取り組み過ぎのママは注意しましょう。

そんな人は育児書通りに育児をして思い通りにならないと、「何がいけなかったの？何が正解なの？」と自分を責めてしまいます。

病気などの健康面、道徳面以外で育児に正解はありません。子供の個性や家庭環境で子供への接し方は変わるので、型にはめた育児は意味がないです。

子供と意思疎通できると過信している人

親子でも違う人間なので、お互いが気持ちをわかりあえないのは当たり前です。「わたしは子供をこんなに愛してるんだから、思いは必ず伝わる！」……は幻想です。

親に育ててもらったことを感謝したのは結婚を祝福されたり、出産した後じゃないですか？母の日や父の日に感謝の言葉を伝えても、次の週には「うざい！」と思ってませんでしたか？

育児は肩の力を抜いて自己成長のつもりで取り組み、「子供もいつかわかってくれたら嬉しいな。」くらいの気持ちでいましょう。

近くに相談したり頼れる人がいない人

両親、お姑さん、先輩ママ友などがたくさんいれば、困ったときに頼れますよね。頼ると言っても真剣に相談するだけじゃなく、愚痴を聞いてもらうだけで良いんです。

自治体の民生委員や民間の子育て支援を頼ったり、保育園の一時預かりやベビーシッターで時間を作る方法もあります。

ストレス発散の場があれば、1人で問題を抱えて深刻になることはありません。ガス抜きできる環境を作ることも、子供を思いやる上手な子育ての一部だと思います。

24時間365日子供と2人きりで過ごす人

どれだけ大好きな旦那さんでも、24時間365日いっしょにいるのは嫌ですよね。でもママは赤ちゃんと四六時中いっしょにいなければいけません。

初めの数ヶ月かは24時間お世話をするので目が離せません。成長して少し手がかからなくなっても、今度は意思を持って子供の方からママを求めてきます。

これが何年も続くと、いくら子供を愛していてもイライラすることはあります。

初めての子育てで常に緊張している人

初めての出産、初めての子育てはプレッシャーがかかりますよね。たくさんの育児書を読んで、ママ友からアドバイスを受けて、完璧な子育てをしようとします。

でも育児はママが一生懸命がんばろうと思ったときだけじゃなく、ちょっと一息つきたいとき、家事など他のことをしているとき、病気で体調が悪いときも発生します。

そのため普段から適度に気を抜いてないと耐えられなくなります。

旦那さんが子育てに協力的ではない人

子供に興味が無いパパ、子育てが楽だと思っているパパ、自分の仕事の方が大変だと思っているパパ、こんな家庭も要注意です。

たしかに1つの作業を比較すると、子育ての方がパパの仕事よりも楽かもしれません。でも子育てのトラブルは不定期に、突発的に起こるからストレスが溜まるんです。

それをパパが理解してくれないと、ママは1人で子育てを頑張るしかなくなります。

家計が苦しく将来のあてがない人

子供を育てるにはお金がかかります。今までは共働きだったのに、育休などで赤ちゃんを育てている間はママは働けません。

もし2人目、3人目が欲しい場合は、一旦仕事を辞める必要があるかもしれません。一時保育に預けることも考えますが、そうなると引っ越しも必要かもしれません。

AIU保険「現代子育て経済考」2005年度版によると、子供が22歳の社会人までにかかる養育費は1640万円、公立教育費は1345万円です。つまり3000万円必要……。

ストレスの解消には睡眠が1番

リフレッシュ方法は人によって違いますが、まずは十分な睡眠をとって疲れを残さないように健康を管理すると良いですよ。

睡眠不足を解消するには

睡眠不足は体調が悪化し、体調不良は強いストレスになります。

たとえば6時間以下睡眠を1週間続けると、2日徹夜したときと同じくらい大脳の細胞が破壊されます。また7-8時間睡眠に比べて3-4時間睡眠は死亡率が2倍になるそうです。

睡眠不足でつらいときは食事に気を使ったり、睡眠サプリを使って根本的な睡眠の質を上げましょう。睡眠サプリは、試しやすそうなものをいくつか選んでください。

わたしのおすすめは「北の大地の夢しずく」です。

• 25日間の全額返金保証制度で安心！
• テアニン、グリシン代替にラフマ配合！
• 24-65歳の72.4％が睡眠の改善を実感！
• 消費者庁に機能性表示食品を届出済み！
• 東証一部上場企業商品だから信用できる

睡眠サプリはテアニンやグリシン配合が多いですが、それらの成分が合わない人もいます。北の大地の夢しずくはテアニン・グリシンを使ってないので、「睡眠サプリ合わないんだよねぇ。」という人に試してほしいですね。

育児書通りに子育てして、理想通りに子供が成長するわけじゃありません。

子供を愛していてもあなたはイライラしますし、少しだけ離れたいときもあります。そう割り切れたら少しは気が楽になりますよ。