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【言葉の発達】赤ちゃん~子供の月齢・年齢別言葉の成長と注意点

赤ちゃん~子供の年齢別言葉の成長

まーさ

赤ちゃんっていつごろ話し始めるのかな?どんな風に成長するか気になる。

赤ちゃんは、生後2ヶ月を過ぎると「あー」や「うー」などの言葉を発します。

「あー」や「うー」は赤ちゃんが最初に行う発声で「クーイング」と言います。赤ちゃんの言葉は最初は母音だけですが、徐々に子音も出せるようになっていきます。

赤ちゃんが発声し始めたら、次にママが気になるのは赤ちゃんが言葉を話す時期ですよね。

  • 赤ちゃんって、いつごろどんな言葉を話すものなの?
  • 言葉の成長がわかる目安ってあるのかな。
  • うちの子って他の子より、言葉の成長が遅いんじゃ……。

こんな不安や疑問を抱えているママはこの記事を最後まで読んでください。赤ちゃんから子供になるまでの言葉の成長の流れをお話します。

言葉の発達には個人差があるのであくまでも目安ですが、月齢別・年齢別で言葉がどう発達していくのか追ってみましょう。

赤ちゃんの言葉の成長

まーさ

赤ちゃんのときってまだちゃんと話せないよね。それでも言葉の成長ってあるの?

0歳から1歳までは言葉の成長というよりも、言葉を話す準備のための時期です。

生後1ヶ月-4ヶ月の言葉

最初は空気が漏れるように「っく」「っこ」と発していた音が、口の形を作ることに慣れる生後2ヶ月ごろから「あー」「うー」と聞こえる音を出せるようになります。

そして「◯◯ちゃーん、ママだよー。」「今日も元気だねー。」「おっぱいだよー。」など語りかけ続けると、”何かが聞こえた”ことに対して徐々に声での反応が始まります。

赤ちゃんは返事をしているというよりも、何かが聞こえたことに対する反応の手段として声が出ているという感じですね。

生後4ヶ月-5ヶ月の言葉

生後4ヶ月を過ぎたころから、喃語なんごが始まります。

喃語とは赤ちゃんが自分の意志で出す声(音)のことで、初めは意味が無い音ですが、赤ちゃんが成長すると意思表示の発声になっていきます。

自分の意志と言える理由は、「まー」「ばー」「ぱー」「ぶー」などの「子音」を出すからです。世界のどの言語でも、子供が初めて話す子音は「p,b,m」で構成されています。

編集.西村辨作|ことばの障害入門|pp3-30.

子音は、赤ちゃんが口の形や舌の動きを細かく変えないと出ない音です。もちろん最初は偶然ですが、何度もその音を出しているうちに音を出す方法を学習していきます。

「あー」「うー」の延長で唇をつけて「まー」「むー」、破裂させて「ばー」「ぶー」などは赤ちゃんも出しやすく、慣れると「まーまー」と続けて言えるようになります。

ママやパパが赤ちゃんによく話しかけると、赤ちゃんはその口の動きを真似しようとして、いろんな音が出せるようになっていきます。

生後6ヶ月-7ヶ月の言葉

生後6ヶ月前後には離乳食が始まるので、口周りの筋肉や舌・口唇の動きが発達します。そのため、赤ちゃんはより声を出しやすくなります。

赤ちゃんが一番出しやすい子音は「ま行」や「ば行」なので、離乳食のときの「マンマだよー。あーん。」を真似して「まーまー」と発音できるようになります。

この時期に赤ちゃんが言う「まーまー」は言葉とママをつなげたんじゃなく、ま行が言いやすくて普段から聞くことが多い音だからです。ま行の次はば行、ぱ行です。

またこのころからキーキー声を出す赤ちゃんが増えますね。これは赤ちゃんなりの自己主張なので、雑音と思わずにコミュニケーションを取りましょう。

キーキー声を出す理由は、声を出して遊んでいる、何か要求している、機嫌が良くて興奮している、不安や寂しさを感じているなどです。詳しくは以下を参考にしてください。

生後8ヶ月-9ヶ月の言葉

生後8ヶ月を過ぎると発音がはっきりして、いろんな子音を発声できるようになります。

子音は「まー」「ばー」「ぱー」「ぶー」「だー」の順に赤ちゃんが言いやすいので、それらの音を組み合わせて2文字以上の言葉を使える様になっていきます。

そのため「まーま」「ばーば」「ぱーぱ」「ぶーぶ」「ばーぶー」など、赤ちゃんお馴染みの言葉を話し始めるのもこのころです。

また赤ちゃんは、ママの行動や口真似をできるようになります。

「◯◯ちゃんすごーい、パチパチー」と手を叩くと手を叩くマネをしたり、「◯◯ちゃーん、はーい」というとマネて「あー(い)」と言えるようになっていきます。

生後10ヶ月-12ヶ月の言葉

赤ちゃんは、生後10ヶ月ごろから要求を伝える声を出せるようになります。

おっぱいが欲しいときに「まーまー」、おかしが欲しいときに「まーまー」、おかしの袋を開けて欲しいときに「まーまー」、ごはんを食べさせて欲しいときに「まーまー」。

全て「まーまー」ですが、言葉で要求するのは進歩ですね。厚生労働省によると、赤ちゃんが意味のある単語を初めて話す目安は以下の通りです。

意味のある単語を話す目安

  • 生後07-08ヶ月未満:2.2%
  • 生後08-09ヶ月未満:6.5%
  • 生後09-10ヶ月未満:9.0%
  • 生後10-11ヶ月未満:21.3%
  • 生後11-12ヶ月未満:40.9%
  • 生後12-13ヶ月未満:57.6%
  • 生後13-14ヶ月未満:69.9%
  • 生後14-15ヶ月未満:79.1%
  • 生後15-16ヶ月未満:86.1%
  • 生後16-17ヶ月未満:88.8%
  • 生後17-18ヶ月未満:89.1%
  • 生後18-19ヶ月未満:94.7%

つまり早い子は生後10ヶ月には、おっぱいが欲しいときは「まーまー」を使い、それ以外も別の言葉を使えるかもしれないということです。

また、自分と他人(主にママ)の違いを明確に認識するのもこのころです。そのため赤ちゃんが言いやすい「ママ」を繰り返して、「ママ」とママの存在を一致させましょう。

赤ちゃんがママをママと認識して「ママー」と呼ぶのは本当に嬉しいです。パパには負けられません。

子供の言葉の成長

まーさ

1歳すぎると子供の言葉の発達も本格的になるよね。

1歳になると、初めて単語に意味があると理解することで一気に言葉の成長が加速します。

1歳以降の言葉の成長

1歳になると少しずつ語彙も増えます。最も大きな成長は赤ちゃんが自分の名前を理解し、「○ちゃーん」と呼ぶとアクションしたり、「あー」「あーい」と声で反応することです。

また1番身近だった「ママ」と「まんま」の使い分けができたり、身近な人の中で一番難しかった「じいじ」が言えるようになります。おそらく「じー」ですが。

また、わんわん、ぶーぶーなど言葉と物の意味が一致するようになります。つまり、ようやく意味がある言葉を話せるようになるんです。

ちなみに、赤ちゃんが初めて話す「意味がある言葉」をランキング形式で記載してあるので、興味がある人は一度見てください。

1歳-1歳6ヶ月の言葉の成長

赤ちゃんは1歳半までにひとり歩きを始めると、自分の意志でいろんなものに触れて周りへの興味関心がより高まります。

「バイバイ」や「おいでおいで」なども理解して、行動も真似できるようになります。

これまでは音が出て絵が動いているから何となく反応していたテレビにも、「楽しい」という感情で見られるようになるので、興奮する様子も見られますね。

単語の発声は個人差がありますが20語-50語以上覚えるようになるので、ママやパパも言葉を覚えさせて反応を確認できる楽しい時期です。

久しぶりにじいじやばあばに会うと、話せる言葉が増えているのでとても驚きます。この反応も親として嬉しいものです。

1歳6ヶ月-2歳ごろの言葉の成長

1歳半を過ぎるともう子供ですね。50語以上の単語を覚えたり、少しずつ二語文が使えるようになります。「ママ、とって」「ぶーぶ、きた」「パパ、だっこ」などです。

もちろん発音は未熟なので、うまく聞き取れないかもしれません。ただ言葉を聞き取れなくても反応しないと癇癪を起こす子もいるので、何らかの反応をしてあげてください。

また何かを言おうとして奇声を発したり、大人にはわからない独自の単語で表現するなど、子供なりの表現力もついてきます。

ママやパパはこの時期に「赤ちゃん言葉」で子供とコミュニケーションを取るようにしましょう。

2歳以降の言葉の成長は?

2歳以降はお馴染みの「魔の2歳児」「イヤイヤ期」が始まります……。お兄ちゃん、お姉ちゃんがいると言葉をたくさん覚えますが、イヤイヤも増えるので覚悟してください。

「お風呂入ろうねぇ。」「イヤー!ぅわぁーん。」(近所迷惑……。)
「ごはんを食べよぉ。」「イヤ!」(イヤと言いながら食べる。)
「わんわん見るぅ?」「みう!」(そこはイヤちゃうんかい!)
「◯ちゃーん……」「イヤ!」(まだ何も言ってない……。)

まーさ

イヤ!はもうちょっと後で覚えて欲しい……。

子供の言葉の発達は個人差があるので、2歳でも語彙が増えなかったり、二語文がうまく出ない子もいます。また3歳でも喜怒哀楽と言葉をいっしょに表現できない子もいます。

そのため、「どうしよう、うちの子変なんじゃないの?」と心配するママがいます。また逆に「個人差があるなら仕方ない。」と子供の成長を追わないママもいます。

過剰な心配も良くないですし、成長を確認しないのも良くないです。言葉の量が少ないと感じたら話しかけを増やしたり、問いかけの量を増やして3歳まで様子を見ましょう。

3歳以降は本格的な集団生活が始まるので、子供にも変化があるかもしれません。また保育園で言葉の成長が遅いと感じられれば、「ことばの教室」を勧められることもあります。

ちなみにイクラちゃんは2歳らしい

ちなみにイクラちゃんは2歳の設定だそうです。

ということは生活に必要な単語はなんとなく話せて、2語文で話ができるはず……。ただ「バーブー」「はーいー」「ちゃーん」以外、ほぼ聞いたことがないです(^_^;)

イクラちゃんはちょっと言葉が遅めですね。ただ何かしてもらったとき、されたときの感情表現の速度が早いです。子供には個性があるということですね。アニメですが。

人生の成長の中で、言葉を覚えるスピードほど早い成長は他にないです。0歳が3歳になると言葉でコミュニケーションが取れるんですから、本当にあっという間です。

2-3歳ごろは、今日話せることと先週話せたことが違うので動画で残すと面白いですよ。

でもたどたどしい話し方もそれくらいまで。5歳になった息子がしっかり話す姿を見ると「ほんとに大きくなったなー。」と感慨深いような、寂しいような……。

子供の言葉の成長過程は楽しみながら、見逃さないように過ごしてください。

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4 Comments

アバター ysjuju

読書登録ありがとうございました!わたしも読書の仲間入りをさせていただきます!!よろしくお願いします。

アバター acomitolife

まさしく今日娘(11ヶ月)がパーパと言って大喜びしていた夫に違うからねと言ったところです(笑)この頃の子どもの吸収率はものすごいので変な言葉を覚えないように親の言葉遣いも気を付けなきゃなと思っています(。-∀-)

アバター ikumen_ikuji

うちはパパじゃなく、おとうたんって最初にイッタヨウナ。キノセイカナ

アバター asamama

>ウサギマンさん
こちらこそ、m(_ _)mよろしくお願いします。
>アコさん
そうなんです。吸収率半端ない!でも2歳位になると、インプットしたものをアウトプットするようになります。
…これがホントに恐ろしい(´・ω・`)…。
>レオ
気のせい…、じゃつまらないので、ウチハチガウ(゚∀゚)と思った方が幸せになれます。
うちのパパは、どう説得してもずっとそれです。

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