まーさ
厚生労働省の調査によると、赤ちゃんは1歳6ヶ月までに約9割の子が「意味のある言葉(単語)」を話すようになるそうです。
意味のある言葉とは、「まんま」「はい(はーい)」「ワンワン」などです。
親バカなら普通の親なら、自分の子が話し始める時期が他の子に比べて早いのか遅いのか、ちょっとは気になりますよね?
- 赤ちゃんが初めて言葉を話すのっていつごろなんだろう。
- 赤ちゃんの初めての言葉ってみんな違うのかな?
- うちの子「ママ」って言った!これって早くない?
こんな疑問を持ってる人はこの記事を読んでください。赤ちゃんが初めて話す言葉やその時期を調査してランキングにした統計があります。
「まんま」「ママ」「パパ」「ワンワン」など、初めての言葉がいつごろ出るかわかるのでなかなか面白い結果ですよ。
目次
意味のある言葉を話すのは1歳過ぎから
まーさ
厚生労働省の「乳幼児身体発育調査」に「一般調査による乳幼児の言語機能通過率」という項目があります。これは一語以上の意味がある言葉を話す幼児の割合を示します。
- 生後07-08ヶ月未満:2.2%
- 生後08-09ヶ月未満:6.5%
- 生後09-10ヶ月未満:9.0%
- 生後10-11ヶ月未満:21.3%
- 生後11-12ヶ月未満:40.9%
- 生後12-13ヶ月未満:57.6%
- 生後13-14ヶ月未満:69.9%
- 生後14-15ヶ月未満:79.1%
- 生後15-16ヶ月未満:86.1%
- 生後16-17ヶ月未満:88.8%
- 生後17-18ヶ月未満:89.1%
- 生後18-19ヶ月未満:94.7%
調査結果を見ると、生後7-8ヶ月未満でも「何らかの意味のある単語」を意識的に話せる子供は2.2%います。
生後11-12ヶ月未満が40.9%、生後12-13ヶ月未満が57.6%なので、子供が初めて意味のある単語を使い始める時期は平均1歳前後ということですね。
赤ちゃんが初めて話した言葉ランキング
まーさ
赤ちゃんが初めて話す言葉は何なのか、言葉ごとの平均的な時期はいつごろなのか、NTTコミュニケーション科学基礎研究所が2007年に調査したランキングを紹介します。
赤ちゃんが初めてしゃべった単語ランキング
カッコ内はその言葉を平均で生後何ヶ月に話すことができるようなったかです。
- 01位|まんま(14.4ヶ月)
- 02位|はい(15.6ヶ月)
- 03位|(いないいない)ばー(15.6ヶ月)
- 04位|ママ(15.8ヶ月)
- 05位|パパ(15.9ヶ月)
- 06位|ワンワン(16.4ヶ月)
- 07位|バイバイ(16.5ヶ月)
- 08位|ないない(16.5ヶ月)
- 09位|おっぱい(16.8ヶ月)
- 10位|ねんね(16.9ヶ月)
- 11位|よいしょ(17.0ヶ月)
- 12位|ニャンニャン(17.5ヶ月)
- 13位|くっく(17.8ヶ月)
- 14位|たっち(17.8ヶ月)
- 15位|お母さん(18.1ヶ月)
- 16位|アンパンマン(18.3ヶ月)
- 17位|お父さん(18.4ヶ月)
- 18位|どうぞ(18.5ヶ月)
- 19位|パン(18.7ヶ月)
- 20位|いや(18.7ヶ月)
赤ちゃんが初めて話す「何らかの意味のある単語」の1位は「まんま」です。これは予想通りだと思います。しかも他の言葉に比べて圧倒的に早いですね。
「ママ」と「パパ」の時期がほとんど変わらないのは意外です。また16位の「アンパンマン」も特徴的です。最初に夢中になるアニメは、みんなアンパンマンなんですね。
赤ちゃんが初めてしゃべったキャラクター名ランキング
では赤ちゃんが初めて意識するキャラクター名は何でしょうか。同じくNTTコミュニケーション科学基礎研究所の調査でキャラクターランキングを見てみます。
- 01位|アンパンマン(18.3ヶ月)
- 02位|うーたん(18.6ヶ月)
- 03位|ミッフィー(19.3ヶ月)
- 04位|プーさん(20.1ヶ月)
- 05位|しょくぱんまん(20.4ヶ月)
2位の「うーたん」は「いないいないばあ」のキャラですが、先のランキング6位に「ワンワン」が出てます。これは犬?「いないいないばあ」のワンワン?……謎です(^_^;)
もしかしたら、赤ちゃんが初めてしゃべったキャラクター名は「アンパンマン」が1位じゃなく、「いないいないばあ」の「ワンワン」かもしれません。
asahi.com(朝日新聞社):乳児は「アンパンマン」が好き NTT調査 – マンガ+ – 映画・音楽・芸能
赤ちゃんの言葉は家庭の特徴が出る
「まんま」「ママ」「パパ」が早いのは当然ですが、「ハイ」はお返事、「バイバイ」は挨拶、「ないない」は躾……など赤ちゃんが話す言葉は家庭の特徴が出て面白いですね。
「よいしょ(よーちょ)」はものを運ぶときにママの声掛けで身につき、「くっく」「たっち」は散歩に行くときの声掛けで身につきます。
また「どうぞ(どうじょ)」が身につくころには、ランキング外ですが「ありがとう(あんと)」も赤ちゃんが話せる言葉だと予想できます。
まーさ
赤ちゃんが言葉を話すのは、ママやパパが言葉を繰り返すことで口マネをするからです。
そのため、赤ちゃんに話しかけること・語りかけることは大切です。どのようなことを話しかけるかで、赤ちゃんが初めて話す言葉が変わってきます。
また赤ちゃんへの語りかけは言語能力を高めるだけじゃなく、親の自覚も促します。赤ちゃんとの愛着形成にも必要な行為です。
赤ちゃんに語りかけることが苦手な人は以下を参考にしてください。
赤ちゃんが上手に言葉を話すために
赤ちゃんの言葉は、赤ちゃんが自分の意思で声を出す「まー」「ばー」「ぱー」「ぶー」「だー」などの喃語のころから始まっています。
そのため赤ちゃんが話す言葉の意味がわからなくても、ママが話す言葉の意味が赤ちゃんに伝わらなくても、赤ちゃんとコミュニケーションを取ろうとすることが大切です。
赤ちゃんに積極的に語りかけ、発声にオウム返しで応えることが言葉の発達を促します。
ママが赤ちゃんに毎日話しかけるのは当たり前として、パパも積極的に赤ちゃんに話しかけてください。
パパは仕事から帰ってきて赤ちゃんが眠っていても、話しかける習慣を付けましょう。一方通行の会話でも、語りかけに慣れればコミュニケーションをとる感覚は身につきます。
ただし、パパは赤ちゃんを起こさないように静かにお願いします(^_^;)
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