まーさ
赤ちゃんは早い子で生後3-4ヶ月ごろから急に「キーキー」という大きな奇声(金切り声)を出し始めるので、困ってるママは多いと思います。
生後6ヶ月を過ぎると外出の機会も増えて外食などに行くこともありますが、そこでもやっぱり「キーキー」という奇声をあげます。
いくら子連れ歓迎の飲食店でも、毎回赤ちゃんが金切り声で叫ぶのはたまりません。
わたしも子供が店内でキーキー騒いだときは急いで抱っこして店外に出ますが、注文したのに何も食べずに帰ることもありました。
- 赤ちゃんの奇声の原因ってなんなの?勘弁して……。
- キーキー奇声のいい対策ってないのかな……。
赤ちゃんの奇声でとても困っているママ、奇声の原因がわからず心配なママは、この記事を読んで赤ちゃんの奇声について詳しく知りましょう。
赤ちゃんのキーキーにどう向き合えばいいか、どう対策すればいいかお話しますね。
目次
赤ちゃんのキーキー奇声の原因
まーさ
奇声をあげるのが楽しい
赤ちゃんは生後4ヶ月ごろから喃語が始まります。この時期の赤ちゃんは、自分の口から音が出ることを理解できるようになります。
自分の声が聞こえることが楽しくて、いろんな声を出して遊び始めます。「キーキー」の音にも気付き、奇声をあげることが楽しい赤ちゃんもいます……。
というわけで、これは赤ちゃんの遊びで個性の1つです。ただ家の中ならまだしも、電車や飲食店など公共の場で「キーキー」叫び続けるのは困りますね。
体が疲れていて眠い
赤ちゃんは体が疲れて眠くなると、ぐずってキーキーと奇声をあげることがあります。
疲れやだるさによるぐずぐずは4-5歳の子でもあり、ぐずぐずしてる子供はすぐに不機嫌になって、泣いたり怒ったりします。
ところが、赤ちゃんは泣いたり怒ったりをうまく表現できないので、「キーキー」という奇声をあげてママに訴えているんです。
何かを要求している
赤ちゃんは、ママに何かして欲しいときに「あー、うー」「まー、まー」などの声で伝えることがあります。ただ何かストレスを感じると、気持ちを伝えるときに力が入ります。
おむつが気持ち悪い、おなかがすいた、鼻が詰まって苦しいなど何かして欲しいときに「キーキー」という奇声で訴えます。
機嫌が良くて興奮している
赤ちゃんは機嫌が良く、楽しいときもキーキー奇声をあげます。機嫌が良いキーキーは、赤ちゃんが笑うなど表情を作ったり、手足をバタバタさせるのでわかりやすいはずです。
不安や寂しさを感じている
赤ちゃんはママ以外の人と会ったとき(人見知り)、よくわからない場所に行ったとき(場所見知り)に不安や寂しさを感じて、「キーキー」と奇声をあげます。
行為を嫌がって抵抗している
おむつ替え、着替え、お風呂、歯磨きなどを急に嫌がって、「キーキー」と奇声をあげる赤ちゃんもます。
これは自分と他人を理解する生後5-6ヶ月以降に自我が芽生えることで起こります。自分がしたくないことを無理やりされるのが嫌で抵抗しています。
赤ちゃんの奇声の対策
まーさ
奇声の原因を探る
ママは優しく声掛けをして、赤ちゃんが奇声をあげる原因を1つずつ探りながら要求を満たしてください。
発熱や鼻水、くしゃみ、せきなどの症状がないか、おしっこやうんちの量・回数・色・状態などがいつもと違わないか、おむつかぶれや肌荒れなどがないかも確認しましょう。
怒らず優しく教える
赤ちゃんが公共の場でキーキー奇声をあげても、怒らないで優しくどうすればいいか教えます。「え?赤ちゃんに教えて意味ある?」と思う人もいますよね。
もちろんママの言葉は理解できませんが、「シーッ」などのポーズと「静かにしようね。」を繰り返すことで、赤ちゃんは徐々に学習していきます。
「まー」など違う音で反応する
赤ちゃんがキーキー言い始めたら、ママは「あー」「まー」などで反応して赤ちゃんが真似するよう仕向けましょう。真似が好きな赤ちゃんは、ママの真似をし始めます。
抱っこして落ち着かせる
身体が疲れて眠くてキーキー奇声をあげている赤ちゃんは、抱っこしたり体をなでてリラックスさせ、早く寝かせてあげましょう。
体を温める
赤ちゃんは体が温まると心が落ち着き、スムーズに眠ることができるので、時間があえばお風呂に入れましょう。とにかくリラックスです。
おもちゃで遊ばせる
赤ちゃんはキーキー奇声をあげて遊んでるので、おもちゃで気をそらしましょう。おもちゃに夢中になる赤ちゃんなら奇声をあげなくなります。
新奇刺激を与える
赤ちゃんに新しい刺激を与えると興味が惹かれて、キーキーをやめます。新奇刺激は泣き止み動画だったり、新奇刺激をうまく使ったぬいぐるみだったりです。
この「クマイリー」は見た目がかわいいだけじゃなく泣き止み効果のある歌、安心感を与える胎内音、自然の効果音が流れ、録音機能でママの声を聞かせることもできます。
わたしは内祝いで姪っ子に贈りましたが、2歳になった今でも手離しません(^_^;)
赤ちゃんがキーキー言うのは成長の証
赤ちゃんがキーキー奇声をあげる原因と対処法をお話しましたが、これは赤ちゃんの感情が順調に育ってる証なので喜ぶべきことです。
赤ちゃんが不安を感じたり、何かを嫌がったり、自己主張をするための表現手法の1つが「キーキー」という奇声なんです。
公共の場で赤ちゃんや子供がキーキー奇声をあげるとイラッとしますが、ママが絶対にしてはいけないことは大声で怒鳴ることです。たまに見かけますが……。
赤ちゃんや子供を怒鳴って言うことをきかせる行為は、気持ちを萎縮させ、好奇心など心の成長を阻害してしまいます。
キーキー奇声はなかなか治まりませんが、ほとんどのママが通る道です(^_^;)
ただし1歳を過ぎてもキーキー奇声が多かったり、感情の多くをキーキーで表現する子は障害の可能性も考えられるので、心配な場合は医師に相談してください。