赤ちゃん言葉で話しかけると発達が早い！使える幼児語の種類一覧

赤ちゃん言葉とは、赤ちゃんが生後10ヶ月ごろから使う「まんま」「ぶーぶ」「あんと」などの幼児語・幼児言葉のことで、3歳前後まで親との意思疎通に使われます。

一般的に、発音が未熟な幼児が発音しやすい言葉、擬音語、擬態語、同じ音を繰り返す言葉、動詞部分を省略した言葉などが、赤ちゃん言葉として使われます。

赤ちゃんは親が語りかけることで言葉と物を一致させ、発音できるようになります。

ところで、少し前に赤ちゃん言葉を使わない方が言葉の発達が早いという話を聞きましたが、それって本当なんでしょうか。

赤ちゃんに早く言葉を覚えてほしいママは気になりますよね。そこで今回は赤ちゃんに赤ちゃん言葉で話しかける効果と主な主な赤ちゃん言葉を一覧で紹介しますね。

赤ちゃん言葉で話しかけると語彙が増える

赤ちゃん言葉でコミュニケーションをとると、赤ちゃんの語彙が増えるという研究結果が発表されました。赤ちゃん言葉によって、通常の3倍も言葉を覚えるそうです。

親が赤ちゃんと1対1で面と向かって話しかけているか、他の人もいる状況で話しているか、赤ちゃん言葉で話しかけているかなどを分析していみると、親が高い声色でゆっくり語尾を伸ばすような赤ちゃん言葉で多く語りかけている赤ちゃんは「アー」「ウー」といった喃語をしゃべる回数も多っかたそうです。

そして、2歳になった時点での語彙力を調べると、親が1対1で赤ちゃん言葉を多く使っていた赤ちゃんたちは平均433語と最も多く言葉を覚えており、親が赤ちゃん言葉で話しかける機会が少なかった赤ちゃんは最も習得言葉数が少なかった（平均169語）ことが分かりました。

「親が1対1で赤ちゃん言葉で話しかけることが子供の言語発達を促す」とワシントン大学学習脳科学研究所（Institute for Learning & Brain Sciences）のパトリシア・キュール女史は語っており、赤ちゃんに話しかけることはもちろん大切だがどう話しかけることも重要であるとしています。

Baby talk helps infants learn language faster – Telegraph

赤ちゃんには赤ちゃん言葉で話しかけた方が言葉の発達が早い―米研究｜「マイナビウーマン」

赤ちゃんが通常の3倍も言葉を覚える理由は、喋りやすい赤ちゃん言葉で行為や物を先に認識して、後から普通の言葉に置き換える方が効率が良いからだそうです。

もちろん赤ちゃんとコミュニケーションが取りたいなら、ある程度赤ちゃん言葉を理解した方が良いですね。というわけで、赤ちゃん言葉をまとめて紹介します。

幼児語一覧表 – Motherese｜愛知淑徳大学

一般的に使う赤ちゃん言葉一覧

人や動物に関する赤ちゃん言葉

ものなど関する赤ちゃん言葉

動きや行動に関する赤ちゃん言葉

状態などその他の赤ちゃん言葉

赤ちゃん言葉は挙げるとキリがないんですが、基本的によく使われるのは「さ行」や「か行」が「た行」に置き換わるものです。

言葉の発達に大切なのは言葉+動作

わたしは赤ちゃん言葉推奨派

赤ちゃん言葉を使うと赤ちゃんの理解は早まるかもしれませんが、言葉の切り替え時期にそれなりに苦労します。反対に赤ちゃん言葉を使わないと赤ちゃんの理解に苦労します。

1つ言えるのは赤ちゃんは意思疎通できると満足感があり、より早く言葉を覚えるようになります。意思疎通できれば、ママやパパに対する信頼感も高まります。

動作といっしょに言葉を伝える

また、赤ちゃんとの会話は言葉だけじゃなく身振り手振りも大切です。

たとえば「はーい」と言って手をあげる、手を合わせて「いただきます」するなど、動作といっしょに言葉を伝えると理解も速くなります。

赤ちゃんとのコミュニケーションで大切なことは、毎日語りかけをして、赤ちゃんが何か発声したらそれに言葉や動作で応えることです。

言葉そのものよりも、赤ちゃんと本気で向き合ってコミュニケーションを取ることを重視してください。

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