妊娠検査で病院に行き妊娠が確定したら、いよいよママのスタートです。
妊娠中に大切なことは適切に妊婦健診を受けることです。そのためには母子手帳が必要です。そして母子手帳を受け取るには、「
まーさ
妊娠届出書とは、妊娠確定後に妊娠を自治体に報告をするための書類のことです。
妊娠届出書に必要事項を記載して妊娠証明書といっしょに自治体の窓口に提出すると、母子手帳や妊婦健診の受診券(妊婦健診の助成)などをもらえます。
今回は妊娠届出書の書き方と自治体への妊娠届出書の提出方法についてお話します。
妊娠届出書の書き方
まーさ
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妊娠届出書は、自治体で様式が違います。上記の江戸川区の妊娠届出書記入例を参考に、書き方を解説します。
妊娠届出書は主に2つの部分に分かれます。届出書部分と質問票部分です。
妊娠届出書の書き方|届出書部分
①職業
職業欄に「あり」「なし」だけが印字されている場合があります。妊婦が現在パートやアルバイトをしている場合は「あり」、専業主婦の場合は「なし」です。
より具体的に職業を書く様式の場合は、以下を参考にしてください。
②個人番号
個人番号とはマイナンバーのことです。妊娠届出書に個人番号の記載項目がある場合は、マイナンバーの記載が必要です。
③子の父親(夫の氏名)
江戸川区の妊娠届出書の記載例にはありませんが、子の父親の名前(夫の氏名)欄がある場合は子の父親の氏名を記載します。
まだ結婚前で、結婚予定ならその人の現在の氏名を書いてください。もし未婚で非嫡出子(私生児)の場合は、とくに書く必要はありません。
④分娩予定年月日
分娩予定年月日(出産予定日)は病院で医師から教えてもらえます。通常は、出産予定日が明確になってから妊娠届出書を渡されます。
⑤妊娠週数
妊娠届出書を記載したときの妊娠週数を記載してください。妊娠満○週となっている場合、妊娠8週3日なら「妊娠満8週」、妊娠9週6日なら「妊娠満9週」と書きます。
⑥世帯主氏名
世帯主氏名は世帯主(夫、祖父母、義父義母など)の氏名を書いてください。わからない場合は、自治体で世帯の住民票を取得すれば確認できます。
⑦医師又は助産師の診断
自治体によっては妊娠届出書のみで母子手帳を受け取れるので「診断を受けていない」の選択も可能ですが、一般的には医師・助産師の診断を受けてからにしましょう。
⑧届出人氏名
届出人は代理人でも構いませんが、届出に必要なもの(身分証明証など)があるため、事前に地方自治体に確認した方が良いでしょう。
妊娠届出書の書き方|質問事項
質問事項は単純に妊婦の意見を集めて今後のサポートに活かす項目なので、正直に回答すれば問題ありません。
以前の性病経験や中絶経験の項目があったら…………書く必要はないと思います(個人的な意見)。ただし出産のために、お世話になる病院には細かく伝えてください。
過去の経験を旦那さんも了解済みなら、気にせずに正直に記載すれば良いと思います。
妊娠届出書と母子手帳交付の注意点
妊娠届出書は入籍前や未婚でも提出できます。
妊娠届出書は妊娠を報告して母子手帳をもらうための書類なので、妊娠届出書が戸籍など公的文書として扱われることはありませんし、記録に残ることもありません。
ただし妊娠届出書以外で母子手帳交付に必要なものは、印鑑、マイナンバー確認書類、身分証明書、妊娠証明書など自治体によって違うので事前に確認してください。
また代理人が妊娠届出書を提出する場合は、委任状や代理人の身分証明書などを確認ましょう。母子手帳の交付に必要な書類や取り扱いは、以下を参考にしてください。
妊娠届出書は妊婦になって初めて書く書類で、おなかの中の子の親として初めて地方自治体に提出する書類です。
気持ちの問題ですが、初物はスムーズに進んできっちり済ませたいと思うのはわたしだけじゃないはずです。