まーさ
女性なら母子手帳の存在はなんとなく身近に感じるものですが、いつどうやってもらえば良いかわかりますか。
- 母子手帳ってどこでどうやってもらうの?
- 母子手帳は妊娠したらすぐもらえるの?
- もしなくしたり、引っ越したらどうすればいい?
このような疑問がある人はこの記事を読んでください。母子手帳についてしっかり解説しますね。
目次
母子手帳が交付されるまでの流れ
まーさ
母子手帳はどこでどのようにもらえば良いのか、流れを見ていきます。
病院で妊娠の確定
多くの人が妊娠検査薬の使用後に病院で妊娠検査を行い、医師の診断で妊娠を判断してますね。妊娠検査で、医師が「胎嚢」「胎芽」「心拍」を確認できたら妊娠継続確定です。
胎児の心拍が聞こえるのは妊娠6-7週、出産予定日がわかるのは妊娠8-10週なので、出産予定日がわかると医師から「母子手帳をもらってきてください。」と言われると思います。
妊娠届出書 の提出
妊娠が確定したら、「妊娠届出書(妊娠を報告する書類)」を自治体の市民課などの窓口に提出して妊娠を明らかにします(母子保健法第15条)。
妊娠届出書を窓口に提出すれば、母子手帳や妊婦健診の受診券(妊婦健診費の助成)などを受け取ることができます。
母子手帳をもらうためには、以下のものが必要です。持ち物は地方自治体によって異なるため、事前に確認しましょう。
- 妊娠届出書
- 妊娠証明書
- 身分証明証
妊娠証明書は、病院で発行される書類です。窓口では、妊娠届出書、妊娠証明書以外に運転免許証や保険証など身分証明証の提示を求められることもあります。
妊娠届出書の提出は代理人(旦那さんや家族など)でも構わない自治体もあります。
母子手帳の交付
必要な物を提出すると、窓口で母子手帳が交付されます(母子保健法第16条)。また妊婦健診の助成制度として14枚前後の受診券が発行されます。詳しくは以下を参考にしてください。
さらに地方自治体によっては、育児の小冊子や各種イベント(パパ・ママ学級など)の案内用紙、アメニティグッズなどがもらえます。
病院で交付される場合も
母子手帳のもらい方のその他の方法として、妊娠届出書を病院が用意してそこで記載すると母子手帳交付の手続きまで行なって病院で受け取ることが可能な地域もあるそうです。
母子手帳を紛失したときの再発行方法など
まーさ
子ども家庭総合研究事業では「母子健康手帳の評価とさらなる活用に関する研究」の中で、母子手帳の紛失率は「1%未満と予想以上に低かった」と触れています。100人中1人なら十分多い気がしますが(^_^;)
手帳の紛失経験は、1%未満と予想以上に低かったが、逆に言えばそれだけ大切に保管され利用されていないとも解釈できる。
母子手帳の再発行の方法は?
母子手帳は生まれた子が小学校に入学するまで使い続けるものです。そのため母子手帳を失くしたり、破損したり、盗難にあった場合は、すぐに再発行手続きをしてください。
母子手帳の再発行は自治体のホームページで「母子健康手帳再交付申請書」をダウンロードするか窓口でもらい、必要事項を記載して保健センターに提出してください。
失くした母子手帳の記録はどうなるの?
母子手帳を紛失すると記載した子供の出産や成長、予防接種などの記録、ママの妊婦健診の記録はなくなってしまいます。
これらの記録は病院でお願いをすれば過去のカルテから再記入してもらえる分もあるそうですが、記録の再記入は病院の善意によるものなので期待しないでください。
母子手帳は引っ越しても使える?
母子手帳は引っ越しをして住所が変わっても使えます。妊婦健診の受診券は交付された自治体でしか使えないため、引っ越し先の自治体窓口で交換手続きを行ってください。
その際、母子手帳と未使用の受診券、身分証明書、印鑑を持って行きましょう。
母子手帳は大切に保管・管理しよう
母子手帳には妊娠、出産、子育ての思い出が記録されるものです。そのため、母子手帳は適当に扱わないようにしましょう。
わたしも息子と娘の母子手帳をときどき見返します。子供の成長の記録を見ると楽しかったこと、辛かったことなど何物にも代えがたい思い出が蘇ってきます。
まーさ
母子手帳は6-7年ほど使うので、大切に扱わないとボロボロになります。そのため母子手帳ケースで管理しましょう。
ただ母子手帳にしか使えないのはもったいないので、わたしはミニハンドタイプにしました。母子手帳を使わなくなった今も活躍中です。個人的にはかなり気に入っています。