まーさ
お皿を洗いながら子供の様子を見てると、子供が鼻をほじってます。「あーもう、まただ。」と思っていたら、その指をパクッとくわえる……。
鼻をホジホジするくらいでショックは受けません。でも食うなよ……。
気付いたら「鼻くそホジホジ、パクッ」の6歳息子、兄をマネる3歳娘。でもこれって他人事じゃないですよね?どの家庭でも子供の「ホジホジ、パクッ」あるでしょ?
- なんで子供は鼻くそを食べるの?信じられない……。
- 子供のころだけだよね?大人は鼻くそ食べる人いないよね?
- どうしたら子供が鼻くそを食べるのやめさせられるの?
鼻くそを食べる姿を見て何も思わない親はいません。なぜ子供が鼻くそを食べるのか、どうしたらやめさせられるのかを知りたい人はこの記事を最後まで読んでください。
目次
子供が鼻くそを食べる理由
まーさ
子供に「鼻くそ食べないで!」と何度注意をしても、子供たちが鼻くそを食べるのはすでに癖になっているからです。
「癖がつくほど食べたいってどういう理由?」「た、食べればわたしもわかるかな……。」なんて出来心が湧きますが、今のところ思いとどまってます。
なぜ子供が鼻くそを食べるのか、理由を調べてみました。以下真偽は不明です(^_^;)
美味しいから…
鼻くそには塩分が含まれてます。鼻水が口に入るとしょっぱいのでわかりますね。人はしょっぱいもの、塩分が含まれてるものが好きなので鼻くそを食べるそうです。
免疫力が高まるから(本能)
鼻くそを食べると免疫力が上がって健康になるそうです……。そのため、子供は本能的に鼻くそを食べているという説があります。
カナダのサスカチュワン大学で生物化学を研究するスコット・ナッパー(Scott Napper)博士は、鼻くそを食べると免疫が強化され健康になるという研究をしています。
ナッパー准教授の場合は小さな「2人の美しい娘」のクセから、研究のヒントを見つけたという。「頻繁に鼻をほじっている」彼女らが決まってその指を口に運んでいるのを見た彼は、注意をするのではなく、その秘めたる可能性に興味を抱いた。
鼻くそ食べると健康になる? 娘のクセを見た学者が研究スタート。 | Narinari.com
Scott Napper – College of Medicine – University of Saskatchewan
……これはどうなんでしょうか。もし健康にいいから推奨するって学会で発表されたとしても、街中で普通に鼻くそは食べないでしょ?
ティッシュや手洗いが面倒だから
- 汚れた手を服で拭かないの!
- もー、またおかずを服にこぼしてー!
- 口の周りはティッシュで拭きなさい。
子供はいくら注意をされても、服や身の回りを汚しまくります。片付けを嫌がる割に、汚した後にどうなるかを考えません。
もちろん鼻くそもいっしょ。ティッシュを使って拭いたり、手洗いは面倒くさい……。でも服につけたり、そのままにするとに怒られる……。「パクッ」証拠隠滅完了です。
何でも口に入れる癖があるから
赤ちゃんは以下の理由で何でも口の中に入れます。
- 哺乳反射の延長
- 手足より口周辺が発達するから
- 口で物を確認しているから
- 歯茎がかゆいから
普通は2歳ごろには口の中に物を入れなくなるんですが、癖が残ってしまうことがあり、その癖の延長で鼻くそも口の中に入れてしまいます。
親の教育・しつけ不足だから
上記4つが子供が鼻くそを食べる理由だとしても、子供が鼻くそを食べる癖がつくのは親の教育・しつけ不足です。
しつけを怠ると、気付いた時には習慣化します。習慣になると無意識に行動するので、鼻くそを食べる癖が良くないと理解できてもやめられなくなってしまいます。
ただ、しつけをする大人も隠れて鼻くそを食べていたら……。
実は大人も鼻くそを食べる…その割合は
まーさ
調べてみたところ、実は大人も鼻くそをパクっと食べる人が結構いるようです……。
【年代別「鼻くそを食べたことがある」と回答した人の割合】
20代:37.7%
30代:35.3%
40代:27.3%
50代:22.0%
60代:13.7%次に、20代・30代の男女にスポットライトを当ててみます。
【20代・30代男女の「鼻くそを食べたことがある」と回答した人の割合】
20代男性:38.7%
30代男性:41.3%
20代女性:36.7%
30代女性:29.3%実は健康的】鼻くそ食べたことある率をガチ調査 20代女性の36.7%が経験アリ! – しらべぇ | 気になるアレを大調査ニュース!
この結果に衝撃を受けました。鼻くそを食べたことがある20-30代は3割以上……。わたしと同年代のママが、10人中3人は鼻くそを食べてたなんて……。
鼻くそは食べても大丈夫?
まーさ
そもそもなぜ鼻くそを食べちゃダメなんでしょう。「食べても他人に迷惑はかけてないじゃん!」と言われればそれまでです。
鼻くその成分を見てみると、以下の2つを合わせたものが鼻くそです。
- 体外のもの:空気中のホコリ、食べかす、ダニなど微生物、砂ぼこり、細菌など
- 体内のもの:鼻水・皮脂
普段から自然に口に入るものばかりなので、「あれ?汚くない?」と思うかもしれませんが、塊はインパクトが強いです。ただ、食べても病気にはならなさそうです。
やっぱり行儀が悪い・不潔のイメージが強いので、鼻くそは食べてはいけないと考えた方が良いですね。少なくともわたしは嫌です。鼻くそを食べる人には近づきたくないです。
きっと普段鼻くそを食べる癖がある人でも、好きな異性が鼻くそを食べていたらショックを受けるはずです。
つまり鼻くそを食べる人は、「自分は良いけど相手がすると嫌。」「嫌がる人はいるけど自分はしたい。」というデリカシーに欠ける人、自己中心的な人ということです。
隠れて食べる分には仕方が……いや、やっぱり嫌だわ。
鼻ほじりの方がリスクがある
子供が鼻くそを食べても体にリスクは無さそうですが、鼻くそを食べるよりも鼻ほじりをする方が危険性が高く、体にも影響が出る可能性があります。
鼻ほじりは鼻の粘膜を傷つけて鼻血が出たり、炎症を起こすだけじゃなく、中耳炎や蓄膿症など感染症や食中毒の原因になる黄色ブドウ球菌を広げる可能性があります。
もちろん鼻の粘膜が強い子もいれば弱い子もいるので、単純に鼻ほじりで鼻血が出るわけじゃありません。
まぁもしかしたら大量に鼻血でも出してくれた方が、鼻ほじりをやめてくれるかもしれませんけど……。
子供が鼻くそを食べないようにする方法
まーさ
最後に、子供が鼻くそを食べないようにする方法ですが、これは癖になる3歳前に鼻くそを食べようとする現場を押さえて注意し続けるしかないと思います。
哺乳反射や口周辺の発達、共感覚の名残はあるものの、親が注意し続けない限り5歳になっても6歳になっても口に何かを入れる癖が残る可能性があります。
とは言え、子供が鼻くそを食べたくらいでママが怒鳴り散らす必要はありません。
うちでは子供が鼻を触ったらティッシュを渡す、ホジホジしたら「ティッシュ使いなさい。」と言うなど指を口に持って行く前に意識させるよう気をつけてます。
わたしが見ていない場所では食べてるかもしれませんが……。本来は、鼻ほじり自体が癖になる前にしっかり教えることが望ましいですね。
なるべく早いうちに鼻ほじりの癖、鼻くそパクッの癖を治してあげた方が、みんなが幸せになれるはずです。