まーさ
子供はトイレに慣れてくると、少しずつ自分のルールで使い方を変えたり、するべきことの順番を飛ばしてしまいます。
トイレはお家の中や保育園、小学校だけじゃなく、公共の場でも使います。そのため外出先で子供が使った後のトイレは知らんぷり、というわけにはいきませんよね。
子供が正しい手順でトイレを使い、次にトイレを使う人のために守るべきマナーは普段から教えてあげないといけません。
- 男の子、女の子がトイレでおしっこする流れを教えて。
- 男の子、女の子のうんちの流れって違うの?
- 子供にはどんなトイレのマナーを教えたらいいのかな?
子供のトイレの使い方に疑問がある人はこの記事をしっかり読んで、使い方の流れやマナーを理解しましょう。
目次
おしっこをするときのトイレの順番・流れ
まーさ
子供のおしっこは、男の子と女の子でトイレの使い方が違います。とくにママは男の子の感覚がわからないのでパパに教えてもらったり、子供を観察して理解しましょう。
男の子のおしっこの場合
- おしっこをしたくなったらトイレに行く
- 電気が必要な場合はつける
- ドアを開けてトイレに入る
- スリッパを履く
- ドアを閉める
- フタ、便座が下りていたら全部上げる
- ズボンとパンツを脱ぐ
- 便器に近づいてちんちんを持つ
- おしっこをする
- 最後まで出たことを確認する
- レバーをひねって水を流す
- ズボンとパンツを履く
- スリッパを揃える
- 電気をつけていたら消す
- 洗面所で手を洗う
- タオルで手を拭く
女の子のおしっこの場合
女の子のおしっこは、男の子よりも少し手順が増えますね。ちなみに、トイレットペーパーの量や使い方は家庭によって変わるので、あまり厳密に考える必要はないと思います。
- おしっこをしたくなったらトイレに行く
- 電気が必要な場合はつける
- ドアを開けてトイレに入る
- スリッパを履く
- ドアを閉める
- フタが下りていたら上げる、便座が上がっていたら下げる
- ズボン・スカートとパンツを脱ぐ
- 便座に座る
- おしっこをする
- 最後まで出たことを確認する
- トイレットペーパーを決めた分畳みながら出す
- 股の間から尿道にポンポンと当てる様に拭く
- レバーをひねって水を流す
- ズボン・スカートとパンツを履く
- スリッパを揃える
- 電気をつけていたら消す
- 洗面所で手を洗う
- タオルで手を拭く
うんちをするときのトイレの順番・流れ
まーさ
うんちをするときは、基本的に男の子も女の子も同じ順番、同じ動作です。
- うんちをしたくなったらトイレに行く
- 電気が必要な場合はつける
- ドアを開けてトイレに入る
- スリッパを履く
- ドアを閉める
- フタが下りていたら上げる、便座が上がっていたら下げる
- ズボン・スカートとパンツを脱ぐ
- 便座に座る
- うんちをする
- 最後まで出たことを確認する
- トイレットペーパーを決めた分畳みながら出す
- 肛門から後ろに向かって拭く(おまた・ちんちんの方向に拭かない)
- ゴシゴシこすらないように2-3回拭く
- レバーをひねって水を流す
- ズボン・スカートとパンツを履く
- スリッパを揃える
- 電気をつけていたら消す
- 洗面所で手を洗う
- タオルで手を拭く
子供のうんちは確認と仕上げ拭きが必要
うんち後におしりを拭くことは小さい子には難しいです。トイレでうんちができても、手がおしりに届かないこともあります。
そのためこの順番の中に「ママに確認してもらう」「仕上げ拭きをしてもらう」も含めましょう。せめて子供が園児の間は仕上げ拭きをして、おしりを清潔にしてください。
また女の子は肛門から尿道に向かって拭くと、尿道や膣に菌が付着して尿路感染症などを起こすかもしれません。尿路感染症は意外と症状が重い病気なので注意してください。
子供のトイレの使い方で教えるマナー
まーさ
うんちやおしっこはなるべく触らない
うんちやおしっこはなるべく触らないように教えましょう。ただ、おしっこやうんちを単に「汚い」「恥ずかしい」と刷り込むと、集団生活で不都合が出てきます。
まーさ
と教えてください。
他の人のトイレ姿を見てはいけない
まだ何も知らない小さな子はママがおしっこをしていようが、パパがうんちをしていようがいきなりトイレのドアを開けます。
まーさ
と教えます。子供も徐々にトイレのドアを閉めて、おしっこやうんちができるようになります。とくに女の子は早いですよ。
スリッパを揃えてトイレを出る
スリッパを使ったら揃えるのは当たり前のことですね。玄関で靴を揃えることと同じだと教えましょう。
便器周りは常に清潔にする
おしっこをこぼしたり、汚してしまったら自分でトイレを拭くことを教えましょう。これを徹底するだけで、トイレを汚さずに使うようになります。
また子供が入った後のトイレは何が起こってるかわからないので、必ずトイレ後のチェックをしてください。
子供のトイレの使い方や注意点
まーさ
ママが子供のトイレの使い方、おしっこやうんちについて認識しておくことがいくつかあります。
おしっこやうんちを我慢させない
子供が1人でトイレに行けるようになっても、しばらくは声掛けします。定期的におしっこやうんちを促すことで、子供がトイレに行く抵抗をなくしましょう。
とくに集団生活でトイレに行きたいと言えずにお漏らしする園児もたくさんいます。我慢せずにトイレに行くことは、病気予防のためにも大切です。
パンツ・ズボンを履いたままするのは少し先
一般的にズボン・スカートは膝下や足首まで下ろして、おしっこやうんちをしますが、初めからできるわけじゃないです。おしりを拭くときも洋服が邪魔になります。
そのため、初めはパンツとズボン・スカート(上着も)を脱いでおしっこやうんちをしても構いません。徐々に慣らして、遅くても小学生までにできるようにしましょう。
男の子は立っておしっこさせる
男の子のおしっこで尿跳ねが多いと座っておしっこをさせたくなりますが、どこに行ってもおしっこできるようにまずは立っておしっこをする方法を覚えさせましょう。
自宅トイレで尿跳ねを予防したい場合は、以下を守ると最小限に抑えられます。
- なるべく便器に近づいておしっこする
- おしっこをする前にトイレットペーパーを便器に敷く
- しっかりちんちんを持っておしっこする
- トイレットペーパーの上、かつ手前を狙っておしっこする
ただし尿はねが積み重なって尿石ができると、掃除してもずっと臭いまま。尿石は落ちないので、プロのハウスクリーニングを使って1度まっさらにしましょう。
値段は5000円-1万円くらいです。これで毎日の手間がなくなり、匂いもなくなるなら、毎日30分トイレ掃除するのが馬鹿らしくなりますよ。
トイレを汚したら報告させる
また座っておしっこをする女の子も(ママも)実は尿はねで便座を汚したり、匂いの原因になっている場合があります。
そのためトイレを汚したらきれいに拭かせてから、汚したことも報告させましょう。
わたしは息子のときにこれをしなかったので、「汚したでしょ?」と言ったら「んーん、汚してないよ。」と隠すようになりました……。
トイレのマナーはとても難しい
ママが何度も子供に繰り返して教えることで、おしっこやうんちの順番は身につきます。
ただ子供は使い方を覚えても、マナーはなかなか理解できません。とくに「トイレは清潔に使う」「次の人が使いやすいように」など理解して覚えるのは難しいです。
トイレのマナーは大人でもできない人がたくさんいますね……。そのため子供にはマナーの意味を1つずつ理解させながら、トイレの使い方を教えることが大切です。
またうんち後のおしりを拭く行為も難しいです。うんちをきれいに拭き取ることも大切ですが、大人になっても間違った拭き方をする人は少なくないようです。
トイレのすべての流れを覚えるには時間がかかりますが、子供の将来のため根気良く教えましょう。これが終われば、ようやくトイレトレーニングの本当の完了です。