まーさ
抱っこ位置が悪くて乳首をくわえられない、くわえてもパッと放してしまう、授乳途中で疲れて寝てしまう……。初めは授乳時間も片方15分以上、左右で30分ほどかかります。
そんなこんなで2-3ヶ月経つと、赤ちゃんも授乳に慣れてスムーズに飲めるようになり、ママも授乳が習慣になります。ところが急に赤ちゃんが母乳を飲まなくなるんです。
授乳5分で乳首から口を放してあちこち見回したり、ママの顔を見てニコニコしたり、たまに乳首を噛んだり……。こんな「遊び飲み」で授乳時間長くなってしまいます。
- なんで赤ちゃんは遊び飲みをするの?
- 遊び飲みをやめさせる方法はないの?
このような疑問を感じる人はこの記事を読んでください。赤ちゃんが遊び飲みする原因と対策についてお話しますね。
目次
遊び飲みとは
まーさ
遊び飲みとは、哺乳に慣れてきた赤ちゃんがおっぱいを飲まずにいろんな行動をすることです。遊び飲みはおっぱいだけじゃなく、哺乳瓶でも起こります。
赤ちゃんは吸い初め5分で必要な授乳量の半分を飲み、次の5分で8割を飲みます。遊び飲みをする赤ちゃんはその後に遊んだり、何となく乳首を咥えていたり……というもの。
遊び飲みの事例
遊び飲みは、赤ちゃんがおっぱいで遊ぶなど決まった行動じゃありません。授乳に集中しないで、以下の行動をとります。
- 乳首を噛む
- 乳首をくわえたまま、吸わない
- 乳首を引っ張る
- おっぱいを叩く
- おっぱいに爪を立てる
- ママの顔を見てニコニコする
- じっとママの顔を見る
- 暴れて抱っこから抜けようとする
- 泣く
- 反り返る
- うーうー唸る
- 哺乳瓶を払いのける
- 辺りをキョロキョロ見渡す
- 音がする方をじっと見る
- 母乳を口から出す
遊び飲みはいつからいつまで?
遊び飲みは生後2-5ヶ月ごろ、授乳に慣れ始めたころに始まります。それまでは飲むことに必死で、遊び飲みはありません。
遊び飲みがいつまで続くかは、赤ちゃん次第。1-2週間で終わる子もいれば、数ヶ月続く子もいます。もちろんまったく遊び飲みをしない子もいます。
赤ちゃんの遊び飲みの原因
まーさ
赤ちゃんの遊び飲みは、以下の原因があるからかもしれません。
あまりおなかが空いてないため
実は赤ちゃんはおなかがいっぱいで、ちょこっと飲んで後は遊んでいることがあります。
実はすでに満足しているため
赤ちゃんは成長すると一口の哺乳量が増えるので、5分程度の授乳で満足し後は遊んでるのかもしれません。
母乳の量が少ないため
十分な母乳が出ないことで赤ちゃんが授乳に満足できず、ストレスを感じて遊び飲みをしている可能性があります。
周囲の音や光で集中できないため
テレビや外の音などが聞こえると、授乳に集中できない赤ちゃんもいます。また太陽や部屋の光の当たり具合が気になって、授乳に集中できない子もいます。
ママの行動が気になって集中できないため
手持ち無沙汰で、授乳中にスマホをいじるママは多いですね。ところが赤ちゃんはママを見ています。ママが授乳に集中しないと、赤ちゃんの集中力も切れてしまいます。
生え始めの歯が気になるため
赤ちゃんは、生え始めの歯に違和感を覚えます。歯のむずがゆさや舌が当たる感覚に慣れるまでは、イライラして遊び飲みが続くかもしれません。
哺乳瓶の乳首に違和感があるため
哺乳瓶の乳首は赤ちゃんの哺乳量で適正サイズが違います。生後3ヶ月ごろは乳首のサイズ変更の時期なので、哺乳瓶の乳首サイズに違和感があるのかもしれません。
赤ちゃんの遊び飲みの対策
まーさ
授乳を一旦やめてみる
おなかが空いてなかったり、十分母乳を飲んでるならとくに問題はないので、一旦授乳をやめてスキンシップをとってください。泣いたらもう一度授乳開始です。
赤ちゃんの母乳不足を確認する
母乳不足が心配なときは「赤ちゃんの体重」「おしっこ・うんちの回数」「赤ちゃんの機嫌」を確認して、母乳不足の対策をします。詳しくは以下を参考にしてください。
哺乳に集中できる環境を作る
授乳環境の音や光が気にななら、それらを遮断して授乳を試してください。ママもスマホを触らずに、赤ちゃんを見ながら集中して授乳しましょう。
哺乳瓶の乳首を替える
哺乳瓶の乳首のサイズが赤ちゃんの口に合わないと、乳首が口から離れやすくなるので、サイズを少し大きくして授乳を試しましょう。
まどろみ授乳を試す
赤ちゃんは眠いときの授乳(まどろみ授乳)は抵抗なく飲んでくれるので、授乳のタイミングを変える工夫をしても良いですね。
これって遊び飲み?どう判断する?
まーさ
遊び飲みが激しいときは、授乳を切り上げて赤ちゃんとスキンシップをとります。
基本的にはぐずらなければおなかがいっぱい、ぐずるなら遊んでいただけなのでもう1度授乳をします。遊び飲みをする赤ちゃんはおなかが空いたらちゃんと飲んでくれます。
遊び飲みがあるのは好奇心が増したり、環境に敏感に反応するようになった成長の証拠です。あまり神経質にならず、赤ちゃんの成長を見守りましょう。
ただ赤ちゃんが母乳を飲まない間も、母乳の出が悪くならないよう授乳に備えてください。搾乳をするなど母乳が詰まらない対策もしましょう。
母乳詰まりを防ぐ基本は水分摂取とストレス解消です。わたしはリラックス効果が高いハーブティーを飲んで、血の巡りを良くするように心がけてました。
以下で母乳育児用ハーブティを比較してるので参考にしてください。