まーさ
里帰り出産にはメリット・デメリットがあります。そのため里帰り出産したくない夫婦、里帰り出産したくても事情があってできない夫婦もいます。
2011年に「こそだて」が行ったアンケート、2013年に「コンビタウン」が行ったアンケートによると、里帰り出産をしない人は全体の4割ほどだそうです。
- 里帰り出産した方がいいのか、しない法がいいのか迷う……。
- 里帰り出産しない人ってどんな理由があるのかな?
- 里帰り出産しないのって大変?どんな準備をすればいいの?
こんな疑問や不安を持ってる人はこの記事をよく読んで、里帰り出産をしないことのメリット・デメリットを把握しましょう。
里帰り出産をしないと決めたら、妊娠生活・産後生活の負担を減らす準備が必要です。そのための工夫の仕方も解説するので参考にしてください。
目次
里帰り出産をしない理由・しなかった理由
まーさ
里帰り出産をしない理由・しなかった理由は、「こそだて」「コンビタウン」共にアンケート調査が行われています。
- 夫と一緒に子育てをスタートしたい|40.6%
- 親と同居または近所のため、里帰りの必要がない|24.2%
- 立ち会い出産してほい(したかった)|22.0%
- 親に縛られず、自分のペースで育児したい|16.2%
- 親が不在・病気・高齢などで里帰りできない|15.7%
- 里帰り先に出産できる病院がない|6.8%
- 親と同居したくない|5.2%
- その他(上の子の学校など)|26.3%
まず「こそだて」の方は前向きな意見が多いですね。旦那さんと2人でがんばりたい、立ち会い出産してほしい、自分のペースで育児をしたいなどがあります。
- 実家の事情(仕事、病気、お母様が亡くなっているなど)|17.54%
- 新生児期からご主人に育児に参加して欲しいから|15.35%
- 実家と同居または近所|15.35%
- 自分のペースで出産・育児をしたいから|11.40%
- 実家の近くには良い病産院がないから|10.09%
- 長期間自宅でない所にいるのが嫌だから|8.77%
- 立ち会い出産がしたいから|8.77%
- その他|12.72%
一方「コンビタウン」の方は、実家の事情が1番ですね。調査結果は選択肢にもよりますが、里帰り出産をしない理由・しなかった理由は割とバラけるようです。
その他には以下の理由も考えられます。
- 里帰りする実家(義父母の家)が遠いから
- 妊婦検診を受けていない病院に抵抗があるから
- 夫が里帰り出産に反対したから
- 親が里帰り出産に反対したから
- 上の子が里帰りを嫌がるから
- 近くに協力してくれる友人がいるから
里帰り出産をしない生活の準備
まーさ
妊婦が里帰りしないで妊娠・出産・育児を乗り越えるには、普段の生活でどんな工夫や準備をすればいいんでしょうか。
料理の手間を減らす
里帰り出産をしない場合、食事の準備の手間があります。料理好きでも体調が優れず気分が乗らない日もありますし、後片付けが面倒です。
もちろんコンビニや外食もいいんですが、カロリーや偏食が気になりますし、出産間近になると簡単に外食はできません。また出産後しばらくは外出できません。
そこで妊娠の早い時期から「ネットスーパー」や「食材・料理宅配サービス」を利用して、慣れておきましょう。個人的には食材が届くより、料理が届いた方が便利ですが(^_^;)
わたしのおすすめはわんまいるです。
調理済み惣菜が5食分(主菜1品、副菜2品)セットで、1食あたり平均 400kcal、塩分3.5g以下なので妊婦の食事としても最適です。
お試しセットは税別3223円なので1度試してみてください(8/31まで税別2760円セール中)。
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食器など洗い物を減らす
ネットスーパーや食材・料理宅配サービスを使っても、洗い物があると面倒です。
普段は旦那さんに洗い物をお願いすればいいんですが、夏場の日中に食器を溜めておくのはちょっと心配です。そこで食器は紙皿、紙コップ、割り箸に変えましょう。
使い捨ての紙皿や紙コップ、割り箸を使うことに罪悪感を持つ人もいますが、ほとんどが再生紙で作られていますし簡易なものならとても安く済みます。
ただし割り箸だけは防腐剤が使われていない国産をおすすめします。
洗濯・洗濯干しを減らす
洗濯や洗濯干しも重労働な家事ですね。出産前なら乾燥機付き洗濯機でいいんですが、赤ちゃんがいると洗濯物が増えるので、時間がかかる家庭の乾燥機では少し困ります。
根本的に洗濯回数を減らす工夫として、下着・肌着類はまとめて洗濯乾燥してください。普通の衣類の乾燥は、旦那さんにコインランドリーに持っていってもらいましょう。
掃除・片付けなどを減らす
掃除の手間を減らすには、部屋の中に小物を置かないことです。出産後は赤ちゃんの誤飲防止で小物を片付けるので、妊娠中に必要なもの意外はダンボールに詰めてください。
掃除機はロボット掃除機を使いましょう。今なら性能の良いものが6-7万円で買えます。
そこまで余裕がなければコードレスクリーナーを使いましょう。最近の製品は吸引力が強いので、「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」を買う必要はないです。
わたしは重量1.5kgに惹かれてこれを買いました。バッテリーは10分ほどですが、掃除に時間を使いすぎることがなくなり、吸引力もまったく問題ないです。
「掃除する時間もない……。」「トイレ掃除、お風呂掃除が大変……。」という人は、1-2週間週1回など家事代行サービスを利用しても良いと思います。
出産前の不安を減らす
出産前の不安は急な陣痛や破水です。自分で車や自転車に乗るわけにはいかないのでタクシーを呼ぶんですが、妊婦だとわかるとタクシー会社が嫌がることがあります。
そこで妊娠中に陣痛タクシーに登録しましょう。陣痛タクシーとは、陣痛が来た妊婦がタクシーを優先的に利用でき、病院まで送り届けてくれるサービスです。
出産後の育児負担を減らす
出産を終えて自宅に戻ってくると、本格的な子育てが始まります。家事の負担は上記で多少軽くなりますが、四六時中赤ちゃんに振り回される育児が健康的だとは言えません。
心に余裕を持った子育てをするために、「ファミリーサポート」などを利用しましょう。ファミリーサポートとは、自治体で用意した保育施設などで子育て支援を受けたい人と支援したい人を仲介をする厚労省管轄の事業のことです。
ベビーシッターの方が責任感があるんじゃないかという人もいますが、ベビーシッターの料金はファミサポの2-3倍なので、気軽に使える人は限られます。
出産は旦那さんや周囲のサポートが必要不可欠
デメリットをクリアできるなら里帰り出産をおすすめしますが、里帰り出産をする・しないは1人で決められるものじゃないです。
里帰りをする実家には早めに相談が必要ですし、旦那さんとの話し合いも必要です。
そのうえで里帰り出産しないと決めたなら、まず旦那さんに家事や育児の負担を減らす方法を相談して、それぞれの役割分担も決めてください。
産後数ヶ月は赤ちゃんを育てる緊張感、授乳による寝不足、産後の身体の疲れなどで心身ともにぐったりの日が続きます。
手を抜くのは当たり前として、それ以上に旦那さんのサポート、子育て支援サービスのサポートを活用しないと乗り切るのは難しいですよ。
そういう意味では、旦那さんに早めに父親の自覚を持ってもらうことも里帰り出産をしない準備と言えるかもしれません。