まーさ
4-5歳になると言葉の遅れが気になり出しますよね。言葉の発達には個人差がありますが、それでも言葉が遅れている子は気になります。
もうすぐ5歳の娘は園で毎日いろんな子と遊んでますが、まだうまく発音できない言葉や残ってる赤ちゃん言葉がたくさんあります。
今のところ徐々に赤ちゃん言葉を置き換えればいいかなと考えてますが、5-6歳になると話は別です。なぜなら6歳までに発音が完成する(発音の完成期)と言われるからです。
もちろん1つの目安でしかないですが、小学生になると少しずつ親の手を離れるので「言葉で気後れしない環境を作ってあげたい……。」と思うママは多いはず。
- なんでうちの子ってこんなに言葉が遅れてるのかな。
- どうしたら赤ちゃん言葉、発音・言い間違いは治るの?
- 子供に言葉の遅れがあるとわかったらどうすればいい?
子供の言葉の遅れが心配なママは、まず子供の言葉の発達が遅い原因を知りましょう。間違ったアプローチをしても効率が悪いだけです。
この記事を最後まで読んで、子供に無理なく言葉の遅れに対処してください。
目次
子供の言葉の発達が遅い原因
まーさ
子供の言葉遣いがたどたどしいと感じるのは以下の原因があります。
一部の言葉の発音が難しいから
子供は個人差で発音が難しい言葉があります。とくに「か行」「さ行」「は行」「ら行」の発音が難しく、これらがミックスすると他の言葉も発音しづらくなります。
たとえば、娘は「えほん」のことを少し前まで「へよん」と言っていました。何度言い直しても「へよん」です。
マ「え」
娘「え」
マ「ほ」
娘「ほ」
マ「ん」
娘「ん」
マ「えほん」
娘「へよん」
……それでも何とか「えおん」まで来ました。「ママーえおんよんでぇー。」これなら何とか解読できます。発音が難しい言葉は、何度も口に出して発音すると改善できます。
言葉を覚え間違えているから
覚え間違えの代表は、「とうもろこし」だと思います。娘はとうもろこしじゃなく「とうもころし」と言います。何だか物騒です……。「チョコ」が「コチョ」も定番ですね。
まーさ
と思った人は、「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」を覚えられますか?これはイギリスの正式名称です。子供が言葉を覚えるのはそれくらい難しいんです。
言葉の間違いはとても可愛いのですが、笑うと傷ついたり、怒る子もいます。間違った言葉を使ったら、その都度冷静に優しく間違いを訂正してください。
赤ちゃん返りをしているから
家庭環境によりますが子供の言葉は2-3歳ごろから徐々に全体の修正が始まり、3-4歳で細かい単語の修正をして、5歳で大人と同じような発音や言葉に近づきます。
ところが弟や妹ができてママがかまってあげなくなると子供は赤ちゃん返りを起こし、幼い言葉を使うようになります。
息子は妹が先に寝るとわたしのところに寄ってきて、「ママだいしゅきー。」とベタベタしてきます。一応「だいしゅきーよりも大好きーの方が嬉しいよ。」と訂正してます。
言葉を話す機会が少ないから
3-6歳は他者とのコミュニケーションで自我が芽生え、自分の意見を積極的に話す時期です。その時期に言葉を話す機会が少ないと、言葉が遅れることがあります。
赤ちゃん言葉がなかなか治らなかったり、自己表現が苦手な子にはママやパパが積極的に話しかけて自発的に会話するきっかけを作ってください。
舌がうまく使えないから
発音が悪い、滑舌が悪い、どもりが多い子供は舌の使い方に問題があるかもしれません。これは舌の使い方に慣れてないか、筋肉の硬直など構音障害の可能性があります。
舌の使い方に慣れてない場合は歌を歌ったり、舌を出したり、口を大きく開けるなど遊びを取り入れた口の運動をしましょう。
構音障害の場合は、専門家のトレーニングを受ければ滑舌は良くなります。歯科医師に相談して、口腔トレーニングを始めましょう。
発達障害の可能性があるから
脳の先天性異常が原因で成長機能が阻害された状態を発達障害と言います。発達障害があると成長の過程で症状が現れますが、3歳ごろまではわかりづらいことがあります。
発達障害は主に
構音障害の可能性があるから
構音障害は発達障害と違い、発音・発声の機能異常でうまく言葉を発することができない状態です。構音障害は、先天性と後天性の原因があります。
先天性の構音障害には先天性の難聴や舌や顎の筋肉の発達不足などがありますが、後天性の構音障害には以下の原因があります。
- 歯の生え変わり時期に舌で歯をいじる舌癖がつく
- 中耳炎などで耳が聞こえづらく、正確な音がわからない
- 舌小帯強直症によって、舌が使いづらい状態
一部を除けば、多くの構音障害は手術や口腔トレーニングで改善できます。
赤ちゃん言葉、発音、言い間違いのなおし方
まーさ
子供の言葉は、発達障害以外の原因なら以下の方法でほぼ治ります。
子供の間違った言葉を指摘する
赤ちゃん言葉、発音、言い間違いが治らないのは、単純に家族が指摘してない可能性があります。
子供の言葉を治すには、生活の中で間違いを優しく教える必要があります。子供に教えるときは笑ったり、強く指摘すると傷つくので気をつけてください。
間違った言葉を含む会話を増やす
構音器官に異常がなければ、子供の間違った言葉は正しい発音・正しい言葉を使ってしゃべり慣れてないことが原因です。
そのため家庭内の会話を増やしてください。話すことが苦手な子もいるので、子供が自分から話す機会を作りましょう。以下を参考に会話量を増やしてください。
家族内で赤ちゃん言葉を使わない
赤ちゃん言葉を治すには、家族全員が赤ちゃん言葉を使わないように気をつける必要があります。
壁に紙を貼って意識させる
間違えやすい言葉を紙に書いて壁に貼ると、読み書きの勉強にもなります。
ことばの教室を頼る
赤ちゃん言葉、発音の悪さ、言葉の言い間違いが治らない・言葉の遅れが著しいときは、地域にある「ことばの教室」を頼りましょう。
ことばの教室とは、言葉の遅れがある子や話すことが苦手な子に対して言葉を教えたり、コミュニケーションをとりながら言葉の指導を行う支援プログラムのことです。
ことばの教室では、遊びを通して会話を増やすなど1対1の指導を行なったり、グループ学習をしたりなど年齢に応じた言葉の聞き取りや発音の指導を行います。
また発達が遅い子や構音障害を持つ子に対して、言語聴覚士による言語療法も実施されています。利用するときは、自治体や通っている園に相談してみてください。
子供に言葉の遅れを感じたらどうする?
子供の言葉は「昨日まで赤ちゃん言葉を使ってたけど、今日からスラスラ大人口調になる」というものじゃありません。
そのため2歳、3歳、4歳のときと比べて滑舌や発音が良くなっているか、1つ1つの言葉を訂正できているかを見極めることが大切です。
もしも4歳と比べて5歳で赤ちゃん言葉や言葉の遅れが修正されてるなら、改善が進んでるのであまり心配することはありません。
娘も言葉の遅れを感じたので修正に取り組んでますが、まだ劇的な変化はありません。2-3ヶ月前に比べたら、言い間違いが減ったかな程度です。
言葉の修正をする時間がないママは文字を覚えられるお風呂マットを使ったり、普段の会話に気を付けたりなど生活の中で言葉を覚えられる工夫をしてください。
ただし1年経っても言葉の遅れが変わらない場合は、構音障害や発達障害の可能性も考えて医師に相談してください。
構音障害や発達障害でなければ間違った言葉は早めに治した方がいいんですが、子供の意志を尊重せずに強制的に治すことでストレスになる場合もあります。
そのため子供の言葉の遅れが気になったら、まずは昼間の生活を見ている保育士に普段の子供の様子を聞くことから始めてください。
まぁ小さいうちはあまり焦らないでください。ちょっとくらいなら、たどたどしい言葉も可愛いですし(*˘︶˘*).。.:*♡
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