まーさ
最近むきむき体操を知って、「これはやらなきゃ!」と考えてるママもいると思います。
赤ちゃんや子供のちんちんの皮は、亀頭部と癒着してるので簡単には剥けません。皮が剥けないので垢や汚れが溜まり、菌が繁殖しやすい環境になってます。
そこでちんちんを清潔に保つために、赤ちゃんの間にちんちんの皮を剥いて病気を防ぐ行為を「むきむき体操」と言います。
- むきむき体操のメリットとデメリットを知りたい。
- 具体的にどうやってやればいいの?
- むきむき体操ってやった方がいい?男の人の意見が聞きたい。
今むきむき体操に前のめりになってるママは少し落ち着いて、まずこの記事を最後まで読んでください。
むきむき体操にはメリットだけじゃなくデメリットもあります。むきむき体操をちゃんと理解してから、本当に取り組んだ方が良いのか夫婦で話し合ってください。
目次
むきむき体操のメリットとデメリット
まーさ
むきむき体操のメリット
むきむき体操は、赤ちゃん・子供のちんちんの皮を剥く体操ですが、ちんちんの皮を早めに剥くとどのようなメリットがあるんでしょうか。
ちんちんが清潔になり炎症予防
むきむき体操の一番のメリットは雑菌や汚れが溜まることを防ぎ、ちんちんが清潔になることです。ちんちんを清潔にすると亀頭包皮炎にかかりにくくなります。
成長後の包茎予防
ちんちんの皮が被ったまま成長し、大人になっても皮を剥けない状態を「真性包茎」、皮を剥くとちんちんが皮で締め付けられる状態を「カントン包茎」と言います。
子供のうちはいいんですが、大人になってもちんちんの皮が剥けないと清潔に保てずに病気になる可能性があり、真性包茎やカントン包茎の場合は手術が必要になります。
しっかり成長する
本来ちんちんの皮を剥く(剥ける?)のは中学生ころだそうですが、それまでにちんちんの皮を剥いておくと、それ以降のちんちんの発育を助けてくれます。
トイレ掃除の手間が減る
赤ちゃんのうちにちんちんの皮を剥いておくと、男の子がトイレでおしっこをするようになったときにトイレでの尿はねが減り、トイレ掃除の手間が減ります。
むきむき体操のデメリット
では、ちんちんの皮を早めに剥くことのデメリットを見ていきましょう。
ちんちんが傷つく
男女どちらにとっても性器はデリケートです。そのためちょっとした力ですぐ傷ついたり、出血してしまいます。
皮が戻らなくなる
ちんちんの皮は先端がキュッと閉まってるので、徐々に伸ばして慣らす必要があります。
ところが急に剥くと皮が伸びてないので戻らなくなってしまいます。これがカントン包茎で、皮の締め付けで亀頭部が壊死することもあります。
人と違うため心が傷つく
パパ曰く「小学生の男子は、遊びの中でちんちんを出すのが当たり前。」だそう(?)。
そのためちんちんの皮を剥いていて友達と違うちんちんだとわかると、ショックを受けたり、いじめの原因になるかもしれないとのこと。
ちんちんの悩みを体験できない
これもパパ曰く、男の子はちんちんの悩みを通して性の目覚めがあるので、親が加担するとそれを阻害するそうです。あくまでもそういう人もいるということですね。
赤ちゃんのむきむき体操のやり方
まーさ
では、むきむき体操にメリットを感じたママのためにやり方をお伝えします。
むきむき体操の流れ
- STEP.1バスチェアーに寝かせる赤ちゃんが暴れないようにバスチェアーに寝かせます。
- STEP.2ちんちんをやさしく掴む片方の手でちんちんの根元を押さえて、もう片方の手の親指と人差し指で亀頭部分を優しくつまんで指を少しずつ下におろします。
- STEP.3皮を少しだけ剥く皮が少し突っ張ったらムリに引っ張らずにそこで止めます。亀頭の先っちょが見える程度でOKです。
- STEP.4皮をもとに戻す先っちょが見えたら手を離して皮を戻し、これをゆっくり10-20回繰り返します
ちんちんの皮は簡単に剥けるものじゃないので、「あれ?むけない……。」と力任せに引っ張ってはいけません。少し皮を剥いたら必ず元の状態に戻してください。
むきむき体操の期間や頻度
むきむき体操の期間に決まりはありませんが、何ヶ月もかかることを理解してスムーズに剥けるまで少しずつ行います。
むきむき体操の頻度は毎日です。おむつを替えたり、お風呂に入ってるときに行いますが、温かい方が皮の伸びも良いのでお風呂の中が最適です。
ただし皮を剥いたちんちんは刺激に敏感なので、勢いよくシャワーを掛けたり、お湯や水で一気に洗わないでください。
またむきむき体操は、赤ちゃんのころに始める必要はありません。自分で体を洗えるようになる3歳ごろから自分で剥かせても構いません。
ちんちんの手術が必要な場合
以下の場合は手術が必要になる可能性があります。
ケース1.包皮の癒着が強すぎる
包皮の癒着が強くて尿道を塞いでしまい、排尿時にちんちんの皮が風船のように膨らむ状態は、手術をした方が良いと判断されることがあります。
ケース2.重度の亀頭包皮炎
亀頭包皮炎を何度も繰り返したり、腫れや化膿が治まらない場合は、手術をした方が良いと判断されることがあります。
ケース3.重度の尿路感染症
尿路感染症を繰り返したり、細菌が腎臓まで進入して腎盂腎炎などの感染症を起こしやすい体質の場合は、手術をした方が良いと判断されることがあります。
ケース4.カントン包茎を起こした
包皮を無理に引っ張って亀頭を出した際、包皮が戻らなくなって亀頭を締め付けるカントン包茎になった場合は、早めに手術が必要だと判断されます。
男の子の身体のことはパパと専門家に聞く!
むきむき体操に限らず、男の子の体のことはパパに聞いた方が良さそうです。なぜなら育児には心のケアが必要だからです。
娘にはわたしの経験を基に体から心のケアまで考えられますが、息子に教える経験はありません。というわけで、むきむき体操の必要性はパパと話し合って決めてください。
「むきむき体操しなきゃダメ!」とパパと闘っているママもいますが、むきむき体操発案者の岩室先生は「どちらでも良い」というスタンスです。
というわけで我が家では夫に一任しました。息子自身で洗わせ、少しずつ剥くように教えるそうです。わたしは息子が病気にならず、将来女の子に嫌われなければOKです(^_^;)
子供のちんちんについて詳しく知りたいパパ・ママは、岩室先生の本を読んでみてください。やっぱり、男と女は違うということがわかると思います。