まーさ
というママはいますよね。わたしも子供のころにイタズラをして、「叱られるかも……。」と思った時にとっさに嘘をついたことがあります。
何をして叱られたかは覚えてませんが、嘘をついた(というかごまかそうとした)ことは記憶に残ってます。
何か悪いことをしてごまかしてしまう子の理由の多くが「親に嫌われたくないから」「親を悲しませたくないから」のはずなので、ママは「どれだけ叱っても全然直らない……。」と心配する必要はありません。
嘘をついたり、ごまかそうとするのは子供が必ず通る道です。ママが叱るための基準を守っていれば、子供は成長に合わせて良い悪いの判断が徐々についていきます。
では、子供はいつごろから叱られる前に嘘をついてごまかそうとするんでしょうか。
これは突然ではありません。子供には叱られたときに見せる4つの反応があり、年齢や成長具合によってその反応が分かれているんです。
子供が叱られたときの反応の変化
恐らく4-5歳以上の子供がいるママは、年齢によって叱られた子供が取る行動が変わることを理解してるでしょう。
泣く
うちは2歳半から子供を叱り出しましたが、最初は厳しい口調で言われたことにびっくりして、突然「わーーん。」と泣きます。
この時期の子供は好奇心が旺盛で、外で遊ぶ時はドタバタどこかに行き、気がついたら危険なことをしています。ママが一番心配するのは子供の危険ですよね。
子供を叱ることに抵抗があるママでも、「子供の危険」が理由だと比較的叱りやすいはずです。
逃げる
叱られることを学習をすると、子供は自分がしたことで「あっ、ママに叱られる!」ということがわかってきます。
そのため「みーこ!」といった途端に、叱られることを察して逃げます。
うちはよく布団に顔だけ突っ込んで隠れてました(おしりだけぷりぷりしてる)。正直笑えますがガマンです。
逆切れする
イヤイヤ期に入ると、叱られたことに対して反抗するようになります。
ママに叱られそうだと感じた子供は途端に機嫌が悪くなります。いわゆる逆切れです。逆切れをしだすのは3歳からですね。
マ「みーこ!」
娘「…………。」
マ「(か、顔がぷーって膨れてる……しかもにらんでる……。)」
子供の逆切れはかわいいですがガマンです。
ごまかす(嘘をつく)
子供の逆切れに怯む親はいません。子供は逃げても無駄、逆切れしても無駄だとわかると最後にごまかそうとします。
「悪いことをしてママに叱られそうだけど、叱られないようにしたい。」と考えられるようになります。ごまかしだすのは4歳前後からです。ニヤニヤしたり、聞こえないふりをしたり……。でもこれも一応成長です。
4-5歳くらいから本格的に頭を使って嘘をつきだします、子供の嘘を見分けるのは簡単ですが、嘘を責めても仕方ないので、嘘には言及せずに最初に叱った原因を追求して、きっちり叱りきってください。
子供は叱られることで予測できるようになる
子供を叱り始める年齢の目安は2-3歳です。それ以前は叱るではなく「指導する」「説明する」「教える」などです。
まぁ多少言葉遊びのように思うかもしれませんが、要は徐々に叱られる理由を子供が理解できるように、口調を変え、表情を変え、言葉を変えて叱ることをママが意識するということです。
まーさ
そう思う気持ちはわかりますが、ママがきっちり子供を叱ったら嘘は付くようになります。
最初は「ふふーーん。」ととぼけたり、「知らなーい。」と素知らぬ顔をしますが、ちょっと追求するとごまかしが効かなくなり、泣きながら「やってない!」「そんなこと言ってない!」「妹がやった!」「知らなかった!」を繰り返します。
出来心でごまかそうとしていたのが、最後には感情がコントロールできなくなってしまうんでしょう……(^_^;)
そんな子たちも良い悪いの判断がつくようになれば、あとは成長していく過程で叱られた理由を噛み砕き、感情をコントロールしていけるようになります。
そして、なんとなくごまかすのか、素直に謝った方が良いのかを考えることができるようになります。
というよりも、叱られないような行動を取れるようになります。予測ができるようになるということですね。
少なくともお手伝いのときに、ケンケンしながらおかずを運んでひっくり返す……ということはなくなるでしょう(^_^;)