まーさ
妊娠を望む女性がこんな妊娠初期症状っぽいものを感じると、「もしかして、妊娠…かも?」と考えますよね。
妊娠初期症状は吐き気、おりものの変化、高体温、寒気、下痢・便秘、腹部痛、胸の張り、頭痛、味覚・嗅覚の変化などがありますが、どれも妊娠の確実な症状ではないです。
そのため病院で妊娠検査を受けると「妊娠してなかった……。」ということがあります。これは「
- 妊娠検査薬で陽性だったんだけど……。普段は生理不順にならないのに……。
- 想像妊娠って何?何で妊娠してないのに妊娠っぽい症状がでるの?
- 妊娠と想像妊娠の違いって何?見分けられないの?
こんな疑問や不安がある人は、この記事を読んで想像妊娠の理解を深めてください。
想像妊娠とは
まーさ
想像妊娠とは妊娠していないのに生理が止まったり(遅れたり)、妊娠初期症状によくある症状を感じることです。
想像妊娠は妊娠初期症状とほぼ同じで、妊娠超初期症状と生理前症候群(PMS)を見分けるために有効な基礎体温チェックでも見分けがつきにくいのでなかなか厄介です。
妊娠初期症状はプロゲステロンやエストロゲンなどの女性ホルモンで起きますが、女性の身体は繊細なので自分の体調をうまくコントロールできません。
想像妊娠が起こる原因
まーさ
生理の遅れと生理前症候群(PMS)
たまたま生理が遅れてるときに、生理前症候群(PMS)が強く出る場合があります。
妊娠初期症状と生理前症候群(PMS)には、プロゲステロン、エストロゲンの分泌時期と分泌量に違いがあり、症状にも個人差があります。
また妊娠を期待する女性は体調変化に敏感になるので、より生理前症状を強く感じます。
ストレスによる女性ホルモンの乱れ
生理が遅れるインパクトは小さくないので、妊娠に対して期待や不安でストレスを感じると女性ホルモンの分泌時期と分泌量が乱れる可能性があります。
妊娠初期症状や生理前症候群(PMS)は女性ホルモンで起こるので、ストレスが強いほど女性ホルモンは乱れ、吐き気、腹部痛、胸の張りなどが強く現れます。
化学流産
まーさ
という人もいるでしょう。これは想像妊娠じゃなく、化学流産の可能性があります。
化学流産とは受精卵が子宮内膜に着床したのに受精卵の細胞分裂が進まず、胎嚢形成前に妊娠を続けられなくなった状態です。
受精卵が着床したのでhCGは分泌されて妊娠検査薬で陽性が出ることもありますし、プロゲステロンやエストロゲンも分泌されるので妊娠初期症状が現れることもあります。
病気など
生理が遅れているときに病気になると、妊娠していると勘違いする原因になります。
単なる風邪でも吐き気、高体温、寒気、下痢・便秘、腹部痛などが出ることもありますよね。体調を崩すと、生理が遅れることもあります。
そのため妊娠を意識する人ほど、「これって妊娠?」という想像妊娠につながります。
妊娠と想像妊娠の違い・見分け方は?
まーさ
想像妊娠は見分けられる?
病院に妊娠検査に行かずに、妊娠と想像妊娠を100%確実に見分けることは不可能です。
自分でできる見分け方では、妊娠検査薬を正しく使うことが最も確実です。
妊娠かどうかを早く確認したいからといって、早期妊娠検査薬を使って検査をしても、正確に妊娠と想像妊娠を見分けることは難しいですね。
想像妊娠は予防できる?
妊娠を望む女性が体調の変化で妊娠を期待し、不安に思うことでストレスが生じ、女性ホルモンが乱れて生理が遅れて余計に妊娠初期症状と勘違いする……
のように想像妊娠の原因は複合的に起こります。そのため妊娠検査薬で陰性が出たり、医師の診断で想像妊娠だとわかると症状はおさまります。
いずれにしても想像妊娠は心身に変化が現れた状態です。そのため妊娠を強く望む女性(強く望まない女性)ほど防ぐことは難しいです。
ただし妊娠にしろ想像妊娠にしろ妊娠検査薬を使うまでは妊娠の可能性を考えて、飲酒・喫煙、無理な運動、夜更かしは控えて、生活習慣を改めてください。
生理が遅れていたり症状が重いと感じたら、早めに病院で妊娠検査を受けた方が安心できますよ。