まーさ
親の歯並びが悪いと、子供には歯並びが良くなって欲しいと思いますよね。
ところが骨格が遺伝するように歯並びも遺伝が関係するそうで、子供の歯並びが悪いとその原因は親の遺伝が7-8割にもなります。
でも親の歯並びが悪かったとしても、正しい生活習慣を送れば予はできます。子供の歯並びが悪くならないよう、わたしたち親は何に気をつければ良いのでしょうか。
- 子供の歯並びや噛み合わせが悪くなる原因って何?
- 子供の歯並びが悪いとどんな影響があるのかな。
- どうしたら子供の悪い歯並びを防げるんだろう……。
子供の歯並びは以前より親の関心が強くなっています。もしまだ子供の歯並びを気にしてないなら、歯並びの悪さでどんな影響があるのかを知ってください。
この記事を読めば子供の歯並びが悪くなる原因やその影響、どうすれば予防できるかがわかりますよ。
目次
歯並び・噛み合わせが悪い原因
まーさ
子供の歯並びが悪くなる理由は生活習慣や癖そして遺伝や病気などが考えられます。
生活習慣・癖
指しゃぶり
子供の指しゃぶりは3歳ごろまでは続けても問題ないですが、それ以降は出っ歯(上顎前突)やガチャ歯(叢生)の原因になります。
そのため、乳歯の生え変わり時期には確実にやめられるように準備しましょう。指しゃぶりだけじゃなく、おしゃぶりも同様です。
舌突出癖
舌突出癖があると出っ歯(上顎前突)や受け口(反対咬合)、すきっ歯(空隙歯列)になったり、普段の舌の位置がおかしくなって正しい発音ができなくなる可能性もあります。
頬杖
頬杖は片手で顎を支えるので、常に顎が押されます。そのため成長期に頬杖を続けると噛み合わせが深くなったり、片顎に噛み合わせが集中するなど成長に偏りが出ます。
しかも頰杖をついたときは身体も曲がるので、普段の姿勢も悪くなります。息子のように寝っ転がって頬杖をつくと横からかかる力が大きいので、より噛み合わせもズレます。
口呼吸
人は普段鼻で呼吸をしますが、鼻が詰まると口呼吸が増えて口が半開きになります。口が開きっ放しだと下顎と舌の位置が下がり、口の筋力が低下して顎が成長しません。
筋力の低下で顎が細くなると、永久歯が生えるスペースが狭くなって歯並びや噛み合わせが悪くなります。するとさらに口呼吸が増えて症状が悪化します。
不均等な食事の仕方
肘をついたり、体を傾けて食事をすると噛む力が均等に伝わりません。また虫歯ができると、無意識に片側で噛む癖がつきます。左右均等に噛まないと歯並びは悪くなります。
子供の食べる姿勢が悪い場合はその都度注意して、時間をかけて改善してください。子供に虫歯があるなら、軽いものでも早めに小児歯科で治療しましょう。
猫背や姿勢の悪さ
子供が猫背など普段の姿勢が悪いと、身体にかかる力のバランスが崩れて噛み合わせや歯並びが悪くなります。
猫背の子供は頭が前に傾倒します。すると呼吸をしやすくするために上顎が前方に移動し、下顎が後退します。そのため、出っ歯(上顎前突)や
うつ伏せ寝
うつ伏せ寝をすると、片側の奥歯に30-200kgの力がかかります。顔の左右どちらかに1日何時間も一方的な力がかかるので、歯並びや噛み合わせが悪くなります。
もし乳歯が生える時期、歯の生え変わりの時期、顎の成長中にうつ伏せ寝が癖になると、いわゆるガチャ歯(叢生)の原因になります。
遺伝や病気、外傷など
歯並びが悪くなる生活習慣・癖以外の原因には遺伝や病気、外傷などがあります。
生活習慣以外の原因はどれも仕方ないことですが、アデノイド肥大や扁桃腺肥大など治療が難しくない病気もあるので、子供の歯並びが悪くなる前に医師に相談してください。
また歯並びが悪くなる原因の多くは遺伝と言いましたが、出っ歯やすきっ歯、受け口などが直接遺伝するわけじゃなく、骨格の歪み、顎や歯の大きさ・形状など歯並びに影響する要素が遺伝します。
- 歪んだ顎の骨を遺伝したため
- 上顎の大きさ・小ささが遺伝したため
- 下顎の大きさ・小ささが遺伝したため
- 大きな上の歯を遺伝したため
- 先天性欠如歯のため
- 先天性歯のため
つまり、遺伝だけで全ての歯並びや噛み合わせが決まるわけじゃないということです。
悪い歯並びの種類
まーさ
上顎前突
上顎前突の原因
子供が上顎前突になる原因は以下の通りです。
- 指しゃぶり、舌癖、口呼吸など生活習慣のため
- 副鼻腔炎など鼻の病気のため
- 前歯の生え変わりがうまく進まないため
- 下顎の小ささが遺伝したため
- 大きな上の歯を遺伝したため
上顎前突の症状・悪影響
上顎前突で起こる症状や悪影響は以下の通りです。
- 噛み合わせが悪いため食べ物が噛み切りにくい
- 口が閉じにくいため口内が乾燥して雑菌が増える
- 上下の歯に隙間ができ虫歯・歯周病になりやすい
- 前歯が出ているため虫歯になりやすい
- 口臭の原因になる
- 明確に発音しにくい音が増える
- 嚥下障害が起きる場合がある
- 出っ歯や歯茎による顔の印象が悪い
- 下顎の顎関節症の原因になる
- 前歯を傷つけやすい
- 咀嚼回数が減るため胃腸障害や首・肩こりが増える
反対咬合
正常な歯並びは、上の歯が下の歯より2-3mm外に出てる状態に対し、反対咬合は下の歯(下顎)が前に出て噛み合わせが上下逆になります。
また下顎が前に出て上下の歯の先端が当たる状態を
反対咬合の原因
子供が反対咬合になる原因は以下の通りです。
- 指しゃぶり、舌癖、口呼吸など生活習慣のため
- 副鼻腔炎など鼻の病気のため
- 前歯の生え変わりがうまく進まないため
- 下顎の大きさが遺伝したため
反対咬合の症状・悪影響
反対咬合で起こる症状や悪影響は以下の通りです。
- 噛み合わせが悪いため食べ物が噛み切りにくい
- 口が閉じにくいため口内が乾燥して雑菌が増える
- 歯に隙間ができ虫歯・歯周病になりやすい
- 口臭の原因になる
- さ行やた行など発音しにくい音が増える
- 嚥下障害が起きる場合がある
- 受け口や顎の発達などによる顔の印象が悪い
- 下顎の顎関節症の原因になる
- 咀嚼回数が減るため胃腸障害や首・肩こりが増える
- 噛み合わせが悪いため、くちゃくちゃ食べ方が汚く見える
空隙歯列
空隙歯列の原因
子供が空隙歯列になる原因は以下の通りです。
- 指しゃぶり、舌癖、口呼吸など生活習慣のため
- 永久歯の虫歯などのため
- 生え変わる歯が小さいため
- 生え変わる歯の方向がまばらなため
- 顎の骨の成長がうまく進まないため
- 舌が大きく長いため
- 生えてくる歯の本数が少ないため
空隙歯列の症状・悪影響
空隙歯列によって起こる症状や悪影響は以下の通りです。
- 噛み合わせが悪いため食べ物が噛み切りにくい
- 歯に隙間があるため口内が乾燥して雑菌が増える
- 歯に隙間ができ虫歯・歯周病になりやすい
- 口臭の原因になる
- 空気が抜けるためさ行、た行、ら行など発音しにくい音が増える
- 噛み合わせが悪いため嚥下障害が起きる場合がある
- すきっ歯による顔の印象が悪い
- 下顎の顎関節症の原因になる
- 咀嚼回数が減るため胃腸障害や首・肩こりが増える
叢生
叢生の原因
子供が叢生になる原因は以下の通りです。
- 指しゃぶり、舌癖、口呼吸など生活習慣のため
- 乳歯の虫歯のため
- 生え変わり前の早い時期の歯抜けのため
- 生え変わる歯の大きさがスペースに対してまばらなため
- 生え変わる歯の方向がまばらなため
- 顎の骨の成長がうまく進まないため
- うつ伏せ寝や頬杖が習慣なため
- 事故などの外傷のため
叢生の症状・悪影響
叢生で起こる症状や悪影響は以下の通りです。
- 噛み合わせが悪いため食べ物が噛み切りにくい
- 歯に隙間があるため口内が乾燥して雑菌が増える
- 歯に隙間ができ虫歯・歯周病になりやすい
- 口臭の原因になる
- 空気が抜けるため発音しにくい音が増える
- 歯並びの悪さによる顔の印象が悪い
- 下顎の顎関節症の原因になる
- 上下でバランス良く咀嚼できず胃腸障害や首・肩こりが増える
開咬
開咬の原因
子供が開咬になる原因は以下の通りです。
- 指しゃぶり、舌癖、口呼吸など生活習慣のため
- おしゃぶりを長くくわえていたため
- 副鼻腔炎など鼻の病気のため
- 生え変わる歯の大きさがまばらなため
- 顎の骨の成長がうまく進まないため
開咬の症状・悪影響
開咬で起こる症状や悪影響は以下の通りです。
- 噛み合わせが悪いため食べ物が噛み切りにくい
- 口が閉じにくいため口内が乾燥して雑菌が増える
- 歯に隙間ができ虫歯・歯周病になりやすい
- 前歯で咀嚼ができないため、奥歯が虫歯になりやすい
- 口臭の原因になる
- 空気が抜けるためさ行、た行、ら行など発音しにくい音が増える
- 出っ歯や歯茎による顔の印象が悪い
- 噛み合わせが悪いため、上下の顎の成長が阻害される
- 顎関節症の原因になる
- 咀嚼回数が減るため胃腸障害や首・肩こりが増える
- 歯をぶつけやすい
過蓋咬合
過蓋咬合は噛み合わせや歯並びが悪くないように見えますが、上顎前突と同じように下顎よりも上顎の発達が進むので上歯茎や前歯が大きく見えてしまいます。
過蓋咬合の原因
子供が過蓋咬合になる原因は以下の通りです。
- 指しゃぶり、舌癖、口呼吸など生活習慣のため
- 副鼻腔炎など鼻の病気のため
- 前歯が過度に発達したため
- 奥歯の成長が遅い・未発達なため
- 生え変わる歯の大きさがまばらなため
- 頬の筋肉がうまく使えないため
- 下顎の小ささが遺伝したため
- 大きな上の歯を遺伝したため
過蓋咬合の症状・悪影響
過蓋咬合で起こる症状や悪影響は以下の通りです。
- 噛み合わせが悪いため食べ物が噛み切りにくい
- 前歯が出ているため虫歯・歯周病になりやすい
- 上の歯茎を噛んで口内炎ができやすい
- 口臭の原因になる
- 発音しにくい音が増える
- 大きな歯や歯茎が出るため顔の印象が悪い
- 噛み合わせが悪いため、上下の顎の成長が阻害される
- 顎関節症の原因になる
- 咀嚼回数が減るため胃腸障害や首・肩こりが増える
- 前歯を傷つけやすい
交叉咬合
交叉咬合の原因
子供が交叉咬合になる原因は以下の通りです。
- 頰杖、指しゃぶり、舌癖、口呼吸など生活習慣のため
- 事故などによる外傷のため
- 奥歯の成長が遅い・未発達なため
- 生え変わる歯の大きさがまばらなため
- 生え変わる歯の方向がまばらなため
- 歪んだ顎の骨を遺伝したため
交叉咬合の症状・悪影響
交叉咬合で起こる症状や悪影響は以下の通りです。
- 噛み合わせが悪いため食べ物が噛み切りにくい
- 歯の隙間ができるため虫歯・歯周病になりやすい
- 口臭の原因になる
- 発音しにくい音が増える
- 顔がいびつに変形してしまうため顔の印象が悪い
- 顎関節症の原因になる
- 噛み合わせが悪いため、上下の顎の成長が阻害される
- 噛み合わせが悪いため、胃腸障害や首・肩こりが増える
子供の悪い歯並びの影響
まーさ
虫歯や歯周病が増える
歯並びが悪いと歯の間に隙間ができます。隙間があると食べかすが残り、食べかすは黄白色で粘着性がある「歯垢(プラーク)」になります。
とくに歯と歯ぐきの隙間を「歯周ポケット」と言い、歯周ポケットに溜まったプラークに細菌が繁殖すると歯周炎が起きます。
歯周炎が大きくなると歯周ポケットも深くなり、深さが3-5mm以上(中程度の歯周炎)にだと自力でプラーク除去できないので、さらに歯周病が進行します。
また歯周ポケットには細菌の繁殖以外にも、歯石ができます。歯石は通常の歯磨きでは落とせないので、プラークがより強固に定着する原因になります。
発音が悪くなる
歯に隙間ができると、隙間から空気が漏れます。空気が漏れると、日本語では「さ行」「ざ行」「た行」「だ行」「ら行」が発音しづらくなります。
また歯並びが悪いと舌の意識が歯に行きがちになり、
舌癖とは歯の生え変わり時期に抜けそうな前歯や抜けた歯の隙間が気になって舌でつつく癖のことです。舌癖があると普段の舌の位置が変わり、言葉の発音がおかしくなります。
消化器官に負担をかける
歯の役割の1つは、毎日の食事で食べ物を細かく噛み砕いて飲み込みやすくすることです。
ところが歯並びや歯の噛み合わせが悪いと食べ物を細かくして飲み込みやすくできないだけじゃなく、唾液が出にくくなって胃や腸などの消化器官の負担が大きくなります。
唾液は食べ物の消化や嚥下を助け、口腔内の殺菌作用・粘膜保護による虫歯予防や病気予防の役割もあります。そのため唾液が出にくくなることは、口内に悪影響を及ぼします。
脳の発達が悪くなる
歯並びや噛み合わせが悪いと、食べ物を噛む回数が少なくなります。噛む回数が少ないと、血液のめぐりが悪くなって全身の血流が悪くなります。
大人は血液で運ばれる酸素の2割を脳で消費しますが、子供は酸素の7割を消費します。そのため血流が悪くなると、脳の発達に悪影響があります。
さらに食べ物をよく噛むことは脳に直接刺激を与えて活動を活発にする効果もありますが、悪い歯並びはそれを阻害します。
口臭の原因になる
歯並びが悪いと歯に隙間ができることで、口の中が乾燥しやすくなります。口の中の菌は唾液の自浄作用で流されますが、口の中が乾燥すると菌が繁殖して口臭原因になります。
朝起きたときに口臭がひどいのは、口の中が乾燥して菌が増えたためです。ちなみにしっかり歯を磨く大人でも口の中には300-700種類、1000-2000億の菌が常駐しています。
お口の中は細菌がいっぱい|今日から始める口腔ケア|日本訪問歯科協会
また歯の隙間の食べかすが発酵したり、虫歯が化膿して口臭原因になる場合もあります。
顎関節症になる
歯並びが悪くなると噛むときに顎にかかる力が不均等になって、一部の顎の関節への負担が大きくなり、
顎関節症とは顎の関節異常で口の開閉が不自由なったり、痛みを伴う顎周辺の症状です。重度の顎関節症は偏頭痛や肩こりの原因になったり、顎を動かす筋肉や神経系の成長にも影響を及ぼします。
顔の変形や歪みになる
歯並びや噛み合わせが悪いと出っ歯(上顎前突)、受け口(反対咬合)、すきっ歯(空隙歯列)など骨格が歪んで顔にも歪みができ、見た目の印象が悪くなります。
身体のバランスが崩れる
歯並びの悪さで顔が変形すると、身体全体のバランスも崩れて頭痛、肩こり、腰痛など各所に痛みや弊害が出ます。また成長期に歯並びの悪さを放置すると顎の成長が阻害され、発育不足になる部分も出てきます。
精神のバランスが崩れる
歯並びや噛み合わせの悪さは、顔の変形や歪み、身体のバランスを崩すだけじゃなく、成長したときにコンプレックスになり、精神にも悪い影響を与えます。
わたしたちは口を大きく開けて歯を見せて笑うことでストレスを解消しますが、もし笑うことを躊躇するとストレスが解消できません。
歯並びが悪い子供の割合
まーさ
歯並びの良し悪しは、永久歯が生え揃う小学校高学年以降に判断します。厚生労働省が平成23年に行った歯科疾患実態調査によると、12歳-20歳の男女210人の不正咬合の割合は以下の結果が出ています。
ガチャ歯(叢生)が全体の44.3%、出っ歯(上顎前突)が12.9%、すきっ歯(空隙)が12.4%で、改めて日本人の歯並びや噛み合わせの悪さがわかります。
また2013年に千葉県市川市が小学生548名(4・5・6年生)を対象に行なった調査では、正しい噛み合わせをもった市川市の小学生は3人に1人しかいないことがわかります。
この調査では出っ歯(上顎前突)が31.3%で最も多く、ついでガチャ歯(叢生)が27.9%、出っ歯と過蓋咬合の複合が16.2%、過蓋咬合が15.4%です。
日本・アメリカ・中国の歯列矯正治療の割合
「日本人の歯並びに関する意識調査」によると、歯列矯正をした/治療中の日本人は21.3%しかいません。
矯正治療率 | 日本 | 米国 | 中国 |
---|---|---|---|
矯正治療した/治療中 | 21.3% | 50.0% | 23.8% |
未治療 | 78.7% | 50.0% | 76.2% |
歯科医への相談経験 | 日本 | 米国 | 中国 |
---|---|---|---|
相談したことがある | 23.5% | 67.5% | 74.5% |
相談したことがない | 76.5% | 32.5% | 25.5% |
アメリカでは歯列矯正する子供は多く、歯並びを気にしています。日本人のように八重歯は可愛さの象徴じゃないですよね。
ところが同じアジアの中国人も、日本人より歯並びを気にしています。日本人は歯並びについて歯科医に相談した経験が、アメリカ人・中国人の3分の1しかいません。
子供の歯並びに対する意識の変化
ただ、今の親は子供の歯並びに対して無頓着じゃありません。「子供の歯並びと矯正治療に関する意識調査」によると、「子供の歯並びは悪いけど、子供の意志があれば治療したい。」という意見の親は多いようです。
子供の歯並びを悪くしない方法は?
子供の骨格は親の遺伝の影響が大きいですが、それが必ず歯並びの悪さになるわけじゃありません。骨格が親と似ていても、歯並びが悪くなるのは生活環境の影響が大きいです。
ちょっとした癖でも毎日繰り返しすることで偏った力がかかり、歯並びが悪くなったり、骨格が歪んでしまいます。
そのため子供の歯並びを悪くしたくない人は、子供の生活環境を見直して、歯並びに影響がありそうな癖は早めになおしてあげてください。
もちろん子供の悪い癖を改善しても歯並びが治るとは限りません。きれいな歯並びとそれに伴う良い影響を望むなら、歯列矯正など小児歯科を頼るしかないですね。
もちろん歯並びの治療や矯正は子供の将来のリスクを減らせるので、全ての親が考えるべき課題だと思います。
ただ子供にとっては「かっこ悪いし、いじめられるかも……。」、大人にとっては「歯列矯正の経験がないし、お金もかかる……。」とハードルがあり、踏み切れないのかもしれません。
とは言え、歯並びや噛み合わせが悪いことの弊害を認識して、親子で歯列矯正を真剣に考えることは良いことです。歯並びが悪いことは本当にコンプレックスになりますからね……。
歯列矯正は場合によっては年単位の治療や手術が必要なので、まずは検査だけでも早めにした方が良いと思います。
わたしも小さいころに歯並びを治してもらいたかったなぁ(^_^;)