まーさ
子供の寝かしつけは、何歳ぐらいまで必要でしょうか。周りのママに聞くと2歳で寝かしつけなく1人で寝る子もいれば、小学校2-3年生で寝かしつけが必要な子もいます。
3歳の娘は機嫌が良い時はさっさと1人で布団に入って寝てしまいますが、6歳の息子は毎日
たろ
と寝かしつけを待ってます。ただどちらも、今でも背中をトントンした方が早く寝ます(おなか・胸・おしりトントンなど)。
背中をトントンするのは、乳幼児の寝かしつけの定番中の定番です。毎日トントンしてきたので少なく見積もって……
- 兄:80回/分×20分×365日×5年=2,920,000回
- 妹:80回/分×10分×365日×3年=876,000回
わたしは仕事でも20年近くトントンしてるので、軽く数千万回はしてるはず……。
背中トントンは、経験するほど子供が気持ちよく眠れるリズムやスピードがわかります。そこで今回は子供を寝かしつける背中トントンのコツについてお話します。
子供を背中トントンで寝かしつけたいママは、この記事を読んで参考にしてください。
目次
背中トントンで寝かしつけられる理由
まーさ
トントンは心臓のリズムがいいの?
背中トントンは、赤ちゃんがおなかの中で聞いていた心臓のリズムに似ていて安心すると言いますね。ただ、トントンは必ずしも心臓のリズムに合わせる必要はないです。
人間は一定の強弱、一定のリズムで刺激を受け続けると初めは刺激を意識しますが、慣れると反応が鈍くなり刺激を感じにくくなります。
刺激に慣れて感じなくなると、徐々に眠くなります。この馴れを
よくある例は電車に乗ってるとガタンゴトンの単調なリズムで眠くなったり、景色が変わらない高速道路を走ってると眠くなるなどがありますね。
眠れないときはちょっとした物音が気になりますが、音や振動の刺激が強すぎず単調なリズムだと眠くなるんです。
背中・おなか・胸・おしりのどこが良い?
まーさ
子供が仰向けに寝てると、背中トントンはできませんね。背中トントンのためにうつ伏せにする必要はないので、おなかトントンや胸トントンをしてください。
子供がある程度大きくなってもうつ伏せで寝ている場合は、背中やおしりをトントンします。抱っこして寝かしつける場合は、おしりや背中をトントンします。
子供の意識があちこち行かず、トントンの刺激に慣れて眠ってしまうのがトントンの効果なので場所はどこでも構いません。
上手な背中トントンのコツ
まーさ
わたしなりの背中トントンのやり方とコツをご紹介します。あくまでも参考です。
できるだけ単純なリズム
子供の体をトントンとしていると退屈になり、気付くと「トトトン、トトトン、トン、トトン」などビートを刻んでしまう……夫はたまにやりますが、これはNGです。
せっかく子供が単調なリズムで眠くなったのに、トントンを意識して起きてしまいます。
一定のリズムで背中をトントンするのは退屈ですが、子供を早く寝かせたいならトントンのリズムは単純・単調を守りましょう。
子供に合わせたスピード
トントンのリズムは心臓の音に合わせた方が良いと言いますが、子供によって早めの方が寝付きが良い子もいれば、ゆっくりの方が寝付きが良い子もいます。
基準は必要なので、初めは自分の心臓の音を意識してトントンしてください。そのうち、子供の寝付きが良いトントンのスピードがわかるようになります。
心臓の音がわからないなら、決まった童謡や子守唄を歌ってトントンしましょう。
強めで強弱は一定に
背中トントンは優しい方が良いと思っている人は多いです。ただ背中トントンの強弱も子供によって心地よさが変わります。
授乳後にゲップが出ないときほどバシバシ叩く必要はないですが、個人的にはテーブルを叩いた時に音が気になる程度でトントンし、眠ったら弱くしていきます。
なるべく自然な体勢で
背中トントンは常に一定のリズム、スピード、強さで続けることが大切です。ところが、子供は1時間以上寝ないこともあります。
長丁場になると疲れてトントンが乱れ、子供が目覚めることもありますよね。そのため、背中トントンは無理がない自然な体勢で行いましょう。
手は背中やおなかに軽く置いて、手首を半分持ち上げるようにトントンすると楽です。これも子供によって寝付きが変わるので、何パターンか試してください。
背中トントンを嫌がる子供もいる
「じゃあ、そろそろ寝ようねぇー。」とママも子供も寝る環境が整ってると、背中トントンの効果は絶大です。
ところが子供の体力があり余っていたり、自分で寝ようとしてるときに背中トントン・胸トントンすると嫌がることがあります。これは1歳以上になると顕著です。
子供が自分で寝ようとしてる場合はそっと添い寝でいいんすが、体力があり余ってる場合は長期戦を覚悟してください。
また子供がママのトントンに慣れると、パパのトントンでは眠ってくれない場合もあります。そのためパパの背中トントンも習慣化すると、後々寝かしつけが楽になります。
背中トントンのリズムや強弱はなるべくママに合わせて、子供の入眠の感覚を変えないようにすると、パパでもすんなり寝かしつけができるようになると思います。