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マタニティハイ・産後ハイってどんな状態?うざい事例と予防法

マタニティハイ・産後ハイって何?

妊娠中や出産後に周囲に悪影響を及ぼす症状の1つに、やたらハイテンションになるマタニティハイ・産後ハイがあります。

まーさ

え?嬉しくてハイテンションなら、良いことだよね?

気持ちが沈まないのはいいことなんですが、マタニティハイ・産後ハイには人の気持ちを考えずに幸せ自慢をしすぎるというマイナス面があります。

  • マタニティハイ・産後ハイってどんな違いがあるの?
  • 具体的にどんなハイテンションで迷惑がかかるの?
  • どうしたらマタニティハイ・産後ハイにならないのかな。

これから妊娠したい人、出産を控えてる人で普段から調子に乗ることが心配な人は、この記事を読んでマタニティハイ・産後ハイがどんなものか、ならないためにはどうすればよいか知ってください。

マタニティハイと産後ハイ

まーさ

マタニティハイはわかるけど、産後ハイって何?

マタニティハイとは妊娠中のハイ状態

マタニティハイとは、妊娠による体調・体型・環境の変化で気持ちの高揚を抑えられないほどハイテンションが継続する状態のことです。

マタニティハイは女性ホルモンの分泌も関係します。妊娠すると「セロトニン」が大量に分泌されます。セロトニンは脳内で働く神経伝達物質の一種で、ストレス軽減や免疫力を高める効果があります。

さらに「エストロゲン」や「プロゲステロン」も分泌されます。女性ホルモンが大量に分泌されるとホルモンバランスが崩れて、情緒不安定な状態になります。

産後ハイとは出産後のハイ状態

産後ハイとは、赤ちゃんを出産したことで気持ちの高揚を抑えられないほどハイテンションが継続する状態のことです。「出産ハイ」「育児ハイ」とも言います。

産後ハイはマタニティハイ同様、女性ホルモンのバランスが崩れることで起こります。

マタニティハイと産後ハイは妊娠中と産後というシチュエーションが違うだけで、どちらも女性ホルモンの影響を受けて普段とは違う精神状態になることですね。

マタニティハイが迷惑な事例

まーさ

ハッピーでハイテンションが維持できるなら、不安やストレス感じるよりよっぽどいいじゃん。

と普通は思いますが、ハイテンション過ぎて失礼な態度や空気の読めない言動をするから困るんです。

赤ちゃんグッズを買い漁る

出産はまだ先なのに、やたら部屋が赤ちゃんグッズで溢れかえってる人がいます。10冊、20冊……。「もっと勉強しなきゃ。」と毎日育児書を読み漁る人もいます。

妊婦健診の度に赤ちゃんの成長を実感して楽しい気持ちが続くのはわかりますが、赤ちゃんとの生活はまだスタート地点にも立ってません。

今は体や頭を休めて、少しずつ出産に向けた準備をすれば良い時期なんです。

赤ちゃんの名前は譲れない

マタニティハイになると、赤ちゃんに対する思い入れが強くなります。たとえば名付けがわかりやすいですね。

まーさ

可愛い赤ちゃん!わたしのお姫様が産まれてくる♪思いっきりキラキラした、特別な名前をつけてあげなきゃ可哀想!

そして、お姫様っぽくてキラキラしてるけど、誰にも読めない不思議な名前の子に……。

他人に結婚や妊娠を勧めてしまう

マタニティハイの女性は、まだ結婚していない友達に結婚を勧めたり、妊娠していない友達に妊活を勧めてしまいます。でも、結婚も妊娠も人によってはセンシティブですよね。

妊娠したくても不妊に悩む女性はたくさんいます。しかもその悩みはその女性だけじゃなく、家族で共有する大きな悩みの場合もあります。

そのため、相手を傷つけるだけじゃ済まない問題に発展する可能性もあります……。

挨拶状や年賀状にマタニティフォトを使う

年賀状にマタニティフォトを使う女性……正直誰も興味ないと思います(^_^;)

可愛い赤ちゃんや子供の写真なら家族の成長を伝える意味はありますが、大きなおなかの写真を見せられてもとくに言うことはありません。

しかも送ったことがない暑中見舞い、寒中見舞いにも妊娠報告やマタニティフォトを載せて浮かれ気分……。これも場合によっては相手を不快にする可能性があります。

SNSで妊娠状況の報告

SNSに載せる写真は、友達同士で楽しいひと時を過ごしてるものならOKです。内輪で盛り上がっているだけですからね。

ところがエコー写真をSNSにあげる女性がいます。たしかに初めはみんなから「おめでとー」「可愛い子生んでねー」「赤ちゃん見せてー」なんて言われるでしょう。

まーさ

あぁ……わたしの幸せをみんなに共有できてる……♪

なんて思うかもしれません。でも妊婦健診の度にエコー写真をSNSにあげられても、日常生活を過ごしている友達は反応に困ります。

妊娠報告があまりにも早過ぎる

初めての赤ちゃんを妊娠してテンションが上がるのはわかりますが、安定期に入るまでは流産の危険が高いことを忘れないで下さい。

年齢にもよりますが、流産は妊娠全体の13-15%ほど。わたしも一度経験してます。

もちろんわたしは、安定期までは母親と夫以外には誰にも言わないようにしてましたが、流産のときのショックを思うと本当に言わなくて良かったと思います。

妊婦同士で共感できると勘違い

妊婦は女性ホルモンやその他の影響で情緒不安定な状態なので、今日はハイテンションでも、明日はブルーになるかもしれません。

精神状態が安定しない日も多いので、妊婦が常にハッピーだと勘違いしてはいけません。また妊娠中はいろんな病気にかかったり、不安を感じる出来事もたくさんあります。

楽しい気分をいつも共有したいと思って毎日妊婦同士で連絡を取り合って共感の押し売りをすると、いつの間にか嫌われるかもしれません。

産後ハイが迷惑な事例

まーさ

産後ハイもやっぱりマタニティハイとおんなじような感じなのかな。

赤ちゃんを王子、姫扱い

男の子を「うちの王子」、女の子を「うちの姫」と呼ぶママはたまにいますよね。ママは大臣といったところでしょうか。となるとパパは執事かな……。

家庭内で冗談で王子・姫と呼ぶのはいいんですが、本当に王子様・お姫様のように着飾ったり、扱ったりするのはおかしなことです。

すべて旦那さんが我慢して、チャイルドファーストになる家庭は珍しくありません……。

写メを送って妊娠を勧める

赤ちゃんの写メを送って妊娠を勧めるママもいます。妊娠を勧めるのはマタニティハイも同じですが、赤ちゃんがいるので勧める圧力はこっちの方が圧倒的に強いです(^_^;)

たしかに、赤ちゃんが欲しい女性はたくさんいますが、かんたんに妊娠・出産できるわけじゃないんです。世の中には、不妊に悩む女性がたくさんいます。

幸せオーラ出しまくりでうざい

友達とお茶したときに、「人が変わった!?」というくらい出産前とテンションが違うママがいます。

まーさ

わたしはこんな出産をした、病気があって大変だった、でも負けなかった、今は幸せ!

というひとり語りがやたら多くなります。まぁ楽しいんでしょうけど。

赤ちゃん以外のことには無関心

赤ちゃんに対しては常にハイテンションなので反動があるんでしょう。旦那さんや家族に対して急激に関心をなくしたり、復帰を考えていた仕事への意欲も失ってしまいます。

これでは、ママに対する旦那さんや家族の見方も変わってしまいます。

眠れなくなってしまう

今後の生活や赤ちゃんの将来を考えると、興奮して眠れなくなるママもいます。

育児書を読み漁るだけでは足りず、ネットで育児生活の体験談を探しまくり、1人でうんうん共感したり、ちょっとでも自分の意見と違うと文句を書き込む毎日……。

眠らないと育児で疲れた体が十分に休まりませんし、良い育児はできません。

がんばりすぎて疲れてしまう

出産で一念発起して、スタートからすべてを全力でやろうと考える(ある意味)素晴らしいママも多いです。ただし、新生児期の夜中の授乳で大抵息切れします。

心掛けはいいんですが、とくに産褥期間中は体を回復するための期間です。徐々にペースを作っていく気持ちでないと続きません。

育児をベキ論で考えてしまう

たくさんの育児書で勉強をして、「育児はこうあるべき!」という持論を固めてしまうママがいます。

子供の個性を大切にしなかったり、型にはめてしまうと、自分の思い通りの育児ができないことに大きなストレスを感じてしまいます。

マタニティハイ・産後ハイにならないために

まーさ

さすがにマタニティハイも産後ハイも極端でしょ。わたしは絶対にそうならないかな。

と思っていてもマタニティハイ・産後ハイの女性は自分では気付きませんし、周りの人も被害に合うまでは迷惑だと思わないかもしれません。

そのためマタニティハイ・産後ハイでイタい人になりたくないなら、しっかり意識しましょう。

意識して人の話を聞く

マタニティハイ・産後ハイに共通するのは、人の話を聞かないことですね……(^_^;)

まずは受け入れる姿勢が大切なので、経験豊かな人生の先輩や母親、お姑さんなどから、あえてアドバイスをもらう時間を作りましょう。

もちろん旦那さんも大切な存在なので、積極的に意見を聞くようにしてください。

子供にこだわりすぎない

子供はとても大切な存在ですが、入れ込みすぎると子供の人生に過干渉です。しかも「この子のため」と言うと全てが正論に聞こえて、周囲が何も言えなくなってしまいます。

そのためあえて子供を1番に考えない気持ちを持つことも大切です。

旦那さんに症状を伝えておく

いちばん大切なことは、マタニティハイと産後ハイの原因や症状を旦那さんや家族に伝えておくことです。

マタニティハイ・産後ハイはホルモンの影響を受けるので、自分では冷静な判断ができないことがあります。そのため、旦那さんや家族に判断してもらえる状況を作りましょう。

今妊娠中のママ、これから出産するママは、あまり入れ込みすぎず気持ちを楽にして、周りの人に頼ることを前提に育児ができる環境を作っていくようにしましょう。