まーさ
お七夜とは、赤ちゃんが産まれて無事1週間が経ったことをお祝いする行事です。昔の赤ちゃんは産後7日間を無事過ごすことが難しかったので、重要な意味があったんです。
現在は以前の意味合いは薄れて、「赤ちゃんのお披露目」「赤ちゃんの命名式」「ママの退院祝い」の3つの意味でお祝いをするものだと思えば良いでしょう。
ベビータウンの調査によると、お七夜の実施率は以下の通り。
- 夫婦だけで行う|12.8%
- パパの親と行う|3.4%
- ママの親と行う|13.9%
- 両家の親と行う|4.7%
- 親以外の親戚も|1.5%
- 親戚以外の人も|0.2%
- 行なわなかった|63.6%
ママはまだ産後で体がきつい状態ですし、赤ちゃんにも無理をさせられません。そのため実施率も低く、お七夜をしない夫婦は6割以上います。
目次
お七夜のお祝い方法
まーさ
昔のお七夜は、生後7日目に神社で参拝して家族で食事することが習わしでした。今はママと赤ちゃんの外出は生後1ヶ月までは避けた方が良いので、神社に行くことはないです。
今のお七夜は、両親を家に招いて「赤ちゃんのお披露目」と「命名式」を行うのが目的です。里帰りしている場合は、両親に許可をもらって実家でお七夜をしても良いですね。
お七夜で行う命名式とは
お七夜は赤ちゃんの命名式の場でもあります。命名式とは、事前に決めた赤ちゃんの名前を「命名書」に記して神棚に供え、お七夜のときに発表するものです。
正式には名付け親が命名書(奉書紙を使う)を白木の台にのせて、鯛や鯉を添えて贈ります。現在は半紙に名前を書いたものを部屋に貼っておくだけなど、簡略化してますね。
命名書は文房具店にも売ってますし、ネットでもデザインをダウンロードできるので、可愛いデザインの命名書を探せば良いでしょう。
お七夜の詳細
まーさ
お七夜の服装はどうすればいい?
お七夜神社などに出かけるわけじゃないので、赤ちゃんも両親も服装を気にする必要はないです。産後7日目なので、ママは体調を考えて楽な格好をしてください。
お七夜の祝い膳(食事)はどうすればいい?
お七夜の食事は、祝い膳を用意します。祝い膳は赤飯、尾頭付きの鯛の塩焼き、刺身、天ぷら、昆布などです。仕出し業者に祝い膳を用意してもらうのが楽ですね。
祝い膳にかかる金額は1人5000円~が目安ですが、予算に合わせた料理を用意をしてくれる仕出し業者もあるので確認してください。
赤ちゃんのお披露目は食事前に行いますが、赤ちゃんに無理がないようにしましょう。赤ちゃんが眠ったら、別室で寝かせてください。もちろんママも無理にその場にいる必要はないです。
お七夜のお祝いと贈り方はどうする?
お七夜のお祝いに招待されたら、出産祝いを持参しましょう。すでに出産祝いを贈っているなら、お花やお菓子などを持参します。
お祝い金を贈る場合は、出産祝いを兼ねて「御出産祝」とします。お七夜用に分ける場合の表書きは「
お七夜のお祝いをもらったら?
お七夜の食事は主催者が用意するので、祝い膳がお返しになります。手土産にちょっとしたお菓子を用意しても良いですね。
お七夜のお祝いは形式上はお返しが不要です。お返しをしたいなら以下のルールに従ってください。
- 何かもらったらお返しをする
- お祝い返しはもらった品の3分の1から2分の1
- 見返りを期待せずに食事会などに招く
- リーズナブルな品物にはお菓子を返す
- ちょっとしたお祝いは3,000-5,000円
- 関係が深い人にはお礼状も出す
- もらった日から1-2週間以内に返す
写真は撮影した方がいいの?
お七夜は、お宮参りや七五三のようにフォトスタジオで出記念写真を撮る必要はないです。手持ちのスマホやデジカメで思い出を残してください。
まーさ
という人は出張撮影がマッチングできるフォトワを使ってください。プロの撮影は全然違いますし、特に両親がお祝いに参加する場合は喜ばれると思いますよ。
フォトワのサイトには依頼できるカメラマンのプロフや実績がすべて掲載されてるので、隅々まで読んでください。詳しくは以下を参考にしてください。
わたしのお七夜
まーさ
わたしのお七夜はお宮参りと兼ねたものですが、正直出産7日目でお七夜をするのは体がきついです。
わたしは帝王切開だったので、産後1ヶ月でも傷口が痛かった記憶があります。そんな状態でお姑さんに会うのはきついです……。気が使えませんし、話すのが億劫になります。
出産後しばらくは、自分の体の回復と赤ちゃんにしか意識が向かないと思います。そのためお七夜は無理しないで、わたしのようにお宮参りと兼ねることをおすすめします。
お七夜に出席する家族や親戚もあまり騒がず、お酒は嗜む程度にしてください。料理は仕出し注文でもいいんですが、うちは出前のお寿司と母親に煮物を用意してもらいました。
うちは出産前に名前を決めていたので命名式はしてません。このように、とくにお七夜は形式にこだわる必要はないです。
赤ちゃんが生まれたことを家族でお祝いしたい!「可愛いねぇ(*°∀°)=3」と言われたい!そして出産を労ってもらいたい!などの軽い気持ちでやってみれば良いです。
せっかく可愛い赤ちゃんが生まれたので家族揃ってお祝いしたいですし、親戚にも「可愛いねぇ(*°∀°)=3」と言ってもらいたいですし、何より「よくがんばったね(´;ω;`)」と労ってもらいたいですよね。