まーさ
毎日の授乳で疲れ切ってるママは多いと思います。授乳は1日何度もあるので、1回数分伸びるだけでも1日で授乳時間が1時間以上伸びることもありますよね。
赤ちゃんがおっぱいをパクっとくわえて、ちゅーちゅー5分程度で飲み干して、ぐずらずにグーグー寝てくれたらどんなに楽か……。
- 授乳時間の目安ってどれくらい?月齢でどれくらい変わるの?
- どうしたら赤ちゃんの授乳時間って短くなるのかな。
授乳時間が長くてつらさを感じている人は、自分の授乳時間が適切なのかを知って適切な対策をとりましょう。
この記事を読めば月齢別の適切な授乳時間と授乳時間を短くする方法がわかりますよ。
目次
授乳時間の目安について
まーさ
授乳に慣れた赤ちゃんは吸い初め5分で必要な授乳量の半分を飲み、次の5分で8割を飲みます。その後は遊んだり、何となく乳首を咥えていたり……というものです。
つまり授乳に10分以上かかっているのは、時間の無駄かもしれません。もちろん最適な授乳時間は、赤ちゃんの性格や月齢によっても違います。
まーさ
という奇特なママもいるかもですが、普通は授乳時間が短い方が嬉しいですよね。
赤ちゃんの1回の授乳量は月齢で目安があるので、授乳時間が長いのはそれなりの問題があるんです。問題が解決すれば、赤ちゃんに最適な授乳時間に落ち着きます。
最終的な授乳時間の目安は片乳5分、両方で10分以内です。授乳は片方に集中すると母乳が詰まって乳腺炎を起こしたり、擦傷することがあるのでなるべく両方がベターです。
ただしおなかの空き具合や気分で、授乳時間の目安通りきっちりはいきません。
授乳時間になっても母乳を欲しがらなかったり、すぐに飲むことをやめたり、授乳間隔を開けずにおっぱいを欲しがる赤ちゃんもいます。
その場合は授乳時間よりも授乳量の方が大切なので、ママは理想的な授乳時間を目指しつつあくまでも目安だと認識しましょう。
赤ちゃんの月齢別授乳時間の目安
まーさ
生後0-1ヶ月の授乳時間の目安
生後0-1ヶ月の授乳は3時間毎が目安ですが、それ以上欲しがるなら積極的に授乳します。
母乳を上手に飲めない赤ちゃんも多いので、授乳時間は片方で10分以上です。その場合は連続10分じゃなく、5分×2回の授乳で赤ちゃんの休憩を意識してください。
赤ちゃんも合計20分以上おっぱいを吸っていると疲れます。授乳中に寝ることもあるので、赤ちゃんが熟睡していたらそっと引き離してください。
生後2-5ヶ月の授乳時間の目安
生後2-5ヶ月は、授乳時間や睡眠時間で生活リズムを作る期間です。引き続き母乳は欲しがるだけ与えてOKですが、1回の授乳時間は両方で15-20分以内を目指します。
生後6-9ヶ月の授乳時間の目安
生後6-9ヶ月の授乳は離乳食を流し込み、栄養を補助し、水分補給の役割があります。
離乳食が始まると顎や口周辺の筋肉が発達して母乳を吸う力がつくため、授乳時間は短くなります。そのため、両方で10-15分程度の授乳時間を目指します。
また乳歯が生える子も多いです。強く吸われるだけで痛いのに乳首を噛む子もいます……。そのため授乳時間を短くするのは必須です。
生後10-12ヶ月の授乳時間の目安
生後10-12ヶ月は3回食を開始する時期です。そのため卒乳を見据えた授乳を考えます。
マグを使って「フォローアップミルク」を飲み、母乳は添え物程度にできれば授乳時間は両方合わせて10分以内が目安になります。
1歳以降の授乳時間の目安
1歳以降の授乳時間は5-10分です。赤ちゃんの準備が整えば卒乳時期なので、夜寝る前に少しだけ……の気持ちで授乳してください。卒乳の条件は以下を参考にしてください。
1回の授乳時間が長い原因と対処法
まーさ
赤ちゃんの授乳時間が長くなる原因は4つ考えられます。対策も合わせて見ていきますね。
母乳を上手に飲めないから
赤ちゃんは生後2-3ヶ月までは母乳を吸う力が弱く、口に入れた母乳も飲み込めずにこぼすことがあります。また吐き戻しも多いので、満足するまでに時間がかります。
自分の意思で母乳を飲めるようになると吸う力が強くなり、母乳もこぼさず飲めますし、吐き戻しも少なくなるので心配いりません。
遊び飲みを始めるから
生後2-3ヶ月を過ぎて母乳を上手に飲めるようになった赤ちゃんは、遊び飲みを始めます。
- 乳首をくわえても、すぐに離してしまう
- 乳首をくわえているだけで、まったく飲まない
- くわえたままおっぱい以外のことが気になっている
- おなかが空いているはずなのに母乳を飲まない
遊び飲みをすると時間を使うだけじゃなく十分に母乳を飲んでるかわからないので、赤ちゃんが遊び飲みしない環境を整えましょう。詳細は以下を参考にしてください。
母乳の量が足りないから
母乳の出が悪いと十分な量の母乳を飲めないので、赤ちゃんがいつまでも乳首から口を離さないことがあります。
母乳の出が悪い原因は色々ですが、「母乳が作られない」「母乳が詰まっている」の2つが主です。母乳不足解消のために、以下の方法を実践しましょう。
- 授乳の回数を増やす
- 十分な睡眠をとる
- ストレスを溜めない
- 運動不足を解消する
- 締め付けが緩い服を着る
- 身体を温める
- おっぱいマッサージをする
- 授乳姿勢を変える
- とにかく水分を摂る
- 母乳外来に通う
授乳時間を短くしたくても、赤ちゃんが母乳不足だと余計な心配が増えます。赤ちゃんのために、母乳不足は早めに解消できると良いですね。
母乳の出を良くする基本は水分摂取とストレス解消です。そのためママの飲み物にも気を使いましょう。
わたしはリラックス効果が高いハーブティーを飲んで、血流に気をつけてました。おすすめは「ほほえみママミルクブレンド」です。
以下で母乳育児用ハーブティを比較してるので参考にしてくださいね。
授乳時間が長くても仕方がないことも…
赤ちゃんは、生後5-6ヶ月ごろにママを認識できるようになるので、おなかがいっぱいになってもママから離れたくなくて、乳首を咥えたまま……ということがあります。
授乳期間は限られてるので、この場合は仕方ないかもですね。多少ストレスは感じますが、赤ちゃんが甘えてきたら「仕方ないなぁー❤」と付き合ってください。
どうしても体がつらいときは、無理せずミルクに切り替えることも検討しましょう。