まーさ
赤ちゃんを簡易的に座らせるベビーグッズに「バンボ」というベビーチェアがあります。
バンボはカラフルで丸っこい形が可愛らしい椅子なので、ママは「赤ちゃん座らせたら可愛いかも♥」と一度は思うものです。
わたしは息子が生まれたときにバンボを購入し、娘が1歳になるまで使いました。じゃあわたしがバンボ推奨派かというと、実用的じゃないのでおすすめはしません。
- え?なんで?バンボってなんか可愛くていいじゃん!
- 実用的じゃないって、お座り練習には使えないってこと?
という疑問がある人に、わたしがバンボを使ってわかったメリットとデメリットをお話します。
バンボは「お座り練習に必要。」というママもいれば、「あんまり使わないし邪魔になる。」というママもいます。どちらの意見が正しいのかじっくり考えてください。
目次
バンボとは簡易なベビーチェア
まーさ
バンボとは、Bumbo社がの簡易ベビーチェア(ベビーソファ)のことで、日本国内ではT-REX社が正規総輸入元です。
まーさ
という悩みから開発された製品なので、お座り練習用の椅子として知られています。
シンプル・トレイ付・マルチシートタイプ
バンボの種類は「腰ベルトがついただけの簡易的なシンプルタイプ」「専用のプレートレイがついたタイプ」「クッションシートを外して3歳まで使えるタイプ」の3つです。
定価はシンプルタイプでもお高めの1万円ほどですが、ネットショップだと5000円代で購入できます。
バンボのサイズはどれくらい?
バンボは、最もシンプルなタイプのサイズが、幅37.5cm×奥行37.5cm×高さ24cm、重さが1.2kg、足入れの周囲が約28cmほどです。
赤ちゃんがすっぽり入る仕様なので、かなりむちむちした子はもも周りがきつくて入らない可能性があります。
バンボはいつからいつまで使える?
バンボの使用時期は「首がすわるころから生後14ヶ月まで」と記載されてますが、実際にこの期間フルで使うことはないと思います。
赤ちゃんの首がすわる時期は2-3ヶ月ごろですが、バンボは本来腰がすわってないと姿勢が安定しません。無理に座らせると腰や背中を痛めるので、早くて生後5-6ヶ月ごろですね。
またバンボが必要なのは赤ちゃんが立って行動することが増えるまでなので、1歳前後です。
バンボの禁止事項は?
バンボは平らな床の上において使うもので、高い場所や段差があるところでは使えません。車や自転車において、チャイルドシートの代わりにもなりません。
また水場は滑りやすいので、浴室やプールサイドでは使えません。溶けやすい素材なのでストーブや火気の近く、日光が当たり続ける場所も避けてください。
バンボのメリットとデメリット
まーさ
バンボのメリット
安定感があって座りやすい
バンボは形を見てわかる通り重心が低く、おしりをすっぽり包み込むように座れるベビーチェアなので、安定感があります。
ウレタン素材で柔らかく軽い
バンボは素材がポリウレタンで柔らかく、床や壁にあたっても傷つきにくい椅子です。また軽いため持ち運びも簡単です。
丸洗いができる
バンボは作りが細かくないので、汚れてもざっとお湯をかけて丸洗いできます。またポリウレタン素材が水を弾くのですぐに乾きます。
バンボのデメリット
腰や背中を痛める可能性がある
バンボに早くから座らせると赤ちゃんが腰や背中を痛める可能性があるので、お座り練習は期待しない方が良いです。バンボが良くないと言われるのは、このせいだと思います。
ひっくり返ると危ない
動きが激しい赤ちゃんはバンボに座っていられず、前後左右に動きまくります。その際後ろにひっくり返ると、バンボごとひっくり返るので注意が必要です。
使える期間が短い
うちは息子も娘も、生後5-6ヶ月から生後10ヶ月ごろまでしか使いませんでした。そのためコスパが良いベビーチェアとは言えません。
使い終えると邪魔
バンボは短い期間しか使えないうえにクーファンのように他の用途で使えません。そのため押し入れ深くに仕舞うか、ママ友にあげることになります。
我が家のバンボの使い方
我が家では、主に子供の後追い対策と離乳食中期までバンボを活用していました。
「お湯が湧いた!」「トイレ行きたい!」など緊急のときにバンボに座らせたり、離乳食後期までは簡易的に座らせて離乳食やおやつを食べさせてました(手づかみ食べが始まるまでは床もそれほど汚れない)。
用途としてはこの程度です。
まーさ
と思うママもいるでしょう。たしかにバンボは実用的じゃないのでおすすめしません。……ただそれ以上に可愛いんです。
ちょこんと座ってる姿も、一生懸命抜け出そうともがいてる姿もバンボの形があってこそ可愛い!この意見に共感した人だけお求めください……。
最近バンボより可愛いベビーチェアを発見しました。「ハガブー(HUGABOO)」というクッションタイプのバンボです。以下を見ると、使う様子がイメージできます。
ハガブーなら赤ちゃんが後ろ向きに倒れることもないですし、汚れてもカバーを洗えばいいだけですし、使える時期が過ぎてもクッションとして使えますね。
個人的には当時ハガブーを知ってたら、バンボよりもこっちを買ったなぁという感じ。旅行やバーベキューなどに持ち運びもできて重宝しそうな気がします。