子供の月齢・年齢別の平均体重と平均身長の一覧と身体発育曲線

子供には体重・身長の個人差があります。とは言えやっぱり他の子の成長具合と比べて「小さいかも……。」と心配になることはありますよね。

では月齢、年齢、男女別に見たときに、体重や身長はどう成長していくんでしょうか。

今回は厚生労働省の資料を参考にして、赤ちゃんの月齢別、年齢別、男女別の平均体重と平均身長についてお話します

平成22年度乳幼児身体発育調査｜厚生労働省

0歳-6歳までの平均体重推移

0歳男女の平均体重

産まれたばかりの赤ちゃんの平均体重は男女とも3kg弱ほどです。それがたった1年で3倍の体重になります。また赤ちゃんは生後1ヶ月の体重増加が大きく、1.6倍に成長します。

以降は体重増加は少しずつ鈍化して1歳には月平均200g増に落ち着きますが、最初の3-4ヶ月で出産時の2倍に成長するので、その時期の授乳がとても大切なことがわかります。

以下カッコ内は増加体重の平均です。

1歳男女の平均体重

1歳から2歳にかけての月次の体重増加は、比較的安定しています。1歳の初めに9kg前後の体重は、毎月平均200g弱ずつ増え、2歳になるころには11kg前後に成長しています。

2歳男女の平均体重

2歳から3歳の体重の増加は特徴的です。2歳-2歳半の間は月平均で100gずつの体重増加で、成長速度は鈍化しています。ところが、2歳半-3歳の成長はまた200g弱ずつの成長ペースに戻っています。

3歳男女の平均体重

3歳から4歳の体重の増加も1歳から2歳の体重増加と同様に月間で均すと200g前後の増加になります。

4歳男女の平均体重

4歳から5歳の体重の増加も月間で均すと200g前後の増加です。

5歳男女の平均体重

5歳から6歳の体重の増加も月間で均すと200g前後の増加です。

0歳-6歳までの平均身長推移

0歳男女の平均身長

産まれたばかりの赤ちゃんの平均身長は、男女ともに50cm弱ほどです。それが1年で1.5倍の身長に成長します。身長の伸びも体重と同様、生後1ヶ月間が最も大きく6cm以上伸び、1歳になるころには月平均で1cm強の伸びに落ち着いていきます。

1歳男女の平均身長

1歳から2歳にかけての身長の伸びは体重と同様に安定しています。1歳のはじめには73-75cm前後だった赤ちゃんの身長は、毎月1cmずつ伸びていき、2歳になるころには83-85cmほどに成長しています。

2歳男女の平均身長

2歳から3歳にかけての子供の身長の伸びは、前半で月平均0.3cm弱に一度鈍化しますが、後半には月平均0.7cm強になります。

3歳男女の平均身長

3歳から4歳にかけての身長の伸びは、月平均0.6cmほどで安定しています。

4歳男女の平均身長

4歳から5歳にかけての身長の伸びは、月平均0.5cm強ほどで安定しています。体重の伸びと比べると、少しずつほっそりしてきていることがわかります。

また、体に比べて頭の割合も小さくなり、5頭身に近づいていきます。この年齢になると赤ちゃんっぽさが抜け、もう少年・少女ですね。

5歳男女の平均身長

5歳から6歳にかけての身長の伸びも、4歳から5歳の身長と同様に月平均0.5cm強ほどで安定して伸びています。

0歳から6歳の男女の成長差

赤ちゃんから幼児（0-6歳）にかけての身長と体重の成長に大きな男女差はなく、統計だと男の子の方が多少大きい程度です。

また赤ちゃんは産まれてから生後6ヶ月までの成長が著しく、体重・身長ともにぐんぐん伸びています。

これは外見的な大きさだけじゃなく内臓や骨格もドンドン成長して、体の機能もそれに合わせて発達している証拠です。

そのため生後5-6ヶ月前後からお座りやハイハイ、つかまり立ちなど体のいろんな筋肉・骨格を使った動作ができるようになっていきます。

出生から6歳過ぎまでの男女別の身長と体重を表にしたので、必要な人は活用してください。子供の体重や身長には個人差があるので、あくまでも目安です。

赤ちゃんの身体発育曲線

平均身長と平均体重の成長推移を見ましたが、やっぱり成長が気になるのは0歳児の赤ちゃんですよね。

母子手帳には発育曲線というグラフがあり、以下のように出生時の体重によって幅のある曲線が掲載されています。

［最新］男児：成長曲線・身体発育曲線【赤ちゃん成長ガイド】

月齢で見て身長と体重がこの範囲に収まっていれば、赤ちゃんは健康的に成長しているという目安です。

これらの身長と体重の発育目安を参考にして、赤ちゃんが健康的に成長していけるようにサポートしてあげてください。